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文法

英語【知覚動詞】と【使役動詞】使い方と受け身のまとめ『文法基礎』中学校

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投稿日:2017年2月8日 更新日:

通りを歩いていて、たまたま見かけたかわいいネコのこと。

知り合いを街で見かけたとき。

家にいたら聞こえてきたピアノの音色。

こういった目で見たことや、耳で聞いたことを表現すときに

使う動詞を知覚動詞(ちかくどうし)といいます。

そして、だれか人に何かを強制的にさせるときに使う動詞を

を使役動詞(しえきどうし)といいます。

今日はこの二つの勉強をしたいと思います。

 

かなりハイレベルな文法になりますが、

ぜひトライしてみましょうね。

 

今まで勉強してきたことがいろいろ混ざり合って、

ちょっと大変ですけど、苦手な所がどこかわかるきっかけに

なるかもしれませんよ。

それではさっそく始めましょう!

x40 知覚動詞(ちかくどうし)とは

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目的語Oが、「~する[している]のを見る[聞く]」といった

意味を表す動詞のことを『知覚動詞(ちかくどうし)』といいます。

目や耳などの感覚器官を通して、外界の事物や身体内部の状態をしるはたらきを表します。

次の二つの文をくらべてみましょう。

I saw a cat.
私はネコをみました。

I saw a cat walking along the street.
私はネコが通りを歩いているのをみました。

ひとつ目の文は「ネコ(目的語)を・見た」というシンプルな文です。

ふたつ目の文は「ネコが通りを歩いているのを・見た」という文になります。

see(見る)‐ saw - seen という知覚動詞が使われていて、

目的語にあたるcat(ネコ)の動作を表す語句、『 walking~ 』が、

目的語のすぐ後ろにきています。

point

see (見る), hear ( 聞く)といった”知覚”をあらわす動詞は、

あとに『目的語+ ~ing 』がきて、

「・・が~しているのを見る(聞く)」という意味を表すことができます。

他の例文をみてみましょう。

I saw David riding a bike.
私はデイビットが自転車に乗っているのを見ました。
I heard David talking with Mai.
私はデイビットがマイと話しているのが聞こえました。

このほかにwatch(見る), look at(見る), listen to(聞く),
feel(感じる),なども”知覚動詞”として使うことができます。


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x40 知覚動詞の例文

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知覚動詞のあとには、<目的語+動詞の原形>がきて「・・が~するのを見る(聞く」とい
う意味を表すこともあります。

I saw Mark running  across the bridge.
私はマークが橋を走ってわたるのを見ました。

I heard Cathy Playing the piano.
私はキャッシーがピアノをひくのを聞きました。

動作の”始まりから終わりまで”を見たり聞いたりしたときは、
この形を使って表します。

知覚動詞のあとに『 目的語+過去分詞 』がきて、
「・・が~されるのを見る(聞く)」とい
う意味を表すこともあります。

I heard my name called.
私は私の名前が呼ばれるのを聞きました。

x40 使役動詞(しえきどうし)とは

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ある行為を他人に行わせるようにするときに表す言い方です。

使役動詞には

make, let, have があります。

make [ let, have ]+目的語+動詞の原形の形をつかいます。

「・・に~させる」という意味になります。

 

makeを使う時は、目的語にくる本人の意思や思いは無視して、

うむを言わせず従わせる強制的な感じです。

haveも同じ意味で使われますが、makeよりももう少しやさしいニュアンスになります。

「・・に~してもらう」という意味でも使われることがあります。

 

次の文をくらべてみましょう。

I made her go alone.
私は、彼女をひとりで行かせました。

I had her go alone.
私は彼女を一人で行かせました。

一つ目の文はmakeを使って「人に~させた」という、

”使役(しえき)”の意味を表す文です。

makeという動詞は、あとに『 目的格+動詞の原形 』がきて

「・・に~させる」という意味を表すことができます。

ここでつかわれている動詞の原形は、

は詳しく説明するとむずかしい文法用語で、「原形不定詞(げんけいふていし)」

と呼ばれるものなんです。不定詞なんだけど、toがいらないということです。

makeは特別な動詞と以前勉強したのを覚えていますか?

第5文型を勉強した時に学習したSVOCを作ることができる動詞のひとつです。

 

参考:SVOC第5文型の勉強法と5文型まとめ

目的語の後ろに補語を必要とする不完全他動詞でしたね。

 

動詞 haveにも同じ使い方があり、

下の文も上と同じ意味を表しています。

point

動詞haveのあとには、

『 目的語+動詞の原形 』がきて「・・に~させる」という

”使役(しえき)”の意味を表すことがあります。

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I'll have him come here right now.
私は、彼をいますぐにここに来させます。

I'll have her call you later.
私は彼女にあとであなたに電話させます。

 

x40 使役動詞『 have 』の受け身

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使役動詞のhaveは受け身の表現でもよく使われます。

動詞haveのあとに、『 目的語+過去分詞 』がきて

「・・を~される」という受け身の意味を表すことがあります。

I had my wallet stolen.
私は財布(サイフ)を盗まれました。財布=ぬすまれた

I had my car repaired by George.
私は車をジョージになおしてもらいました。車=修理された

ふたつ目の文も「車=修理された」という受け身の関係にありますが、

それが”主語にとって良いこと”のときは「・・を~してもらった」

と訳しかたを工夫しましょう。

動詞haveは、目的語に”動作”を表す名詞がきて、

「(動作を)する」という意味を表すことがよくあります。

英語の特徴ある表現ですので、例をあげておきますので

ここでおぼえておきましょう。

have a rest (ひと休みする)
have a chat with~(~とおしゃべりする)
have a try(やってみる)
have a dream(夢を見る)
have a fight(けんかをする)

まとめ

『知覚動詞と使役動詞』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。

今日のは、むずかし文法でしたね。

今までに勉強したことが複合的に混ざり合っている部分ですので、

わからなくなったら基本部分をもう一度復習してみましょう。

今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。

Have a nice day!

 



 

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