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文法

英語【不定詞】とは?名詞的用法補語・主語・目的語の例文『文法基礎』中学校

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投稿日:2017年1月18日 更新日:

さぁ、今日はいよいよ『 不定詞(ふていし) 』について勉強したいと思います。

不定詞がにがて~~という人も大丈夫ですよ!

いままで勉強してきた5文型のことが頭に入っていたら、

おもしろいように分かるはずです。

3回に分けて不定詞を勉強しますので、ついて来てくださいね!

それではさっそく始めましょう!

x40 不定詞とは

不定詞とは『~すること』という意味をあらわす表現です。

不定詞には『 to不定詞』と『 原形不定詞 』というふたつがあります。

今日勉強するのは、『 to不定詞 』です。

to不定詞は、

「to+動詞の原形」

で表します。

「to+動詞の原形」は英文の中で名詞、形容詞、副詞のいずれかの役割をします。

今回はその中の名詞としての役割(名詞的用法)についてです。
形容詞的用法・副詞的用法はこちらを参考にしてください。
英語【不定詞】形容詞的用法の例文

英語【不定詞】副詞的用法

x40 5文型におけるはたらき

5文型の勉強をしてときに名詞、形容詞、副詞のそれぞれの

はたらきについて勉強してきましたね。

今日の勉強にはその知識がかかせません。

そこでしっかり理解ができていれば、不定詞はおもしろいように簡単にわかってしまいますよ。

ここでもう一度、それぞれのはたらきについておさえておきましょう。

はたらき

思い出しましたか?

この名詞のところにある同じ役目を『 to不定詞 』ができるという訳なんです。

ひとつずつみていきましょう。

x40 to不定詞の名詞的用法 動詞の目的語の場合

s-toeat

下の2つの文をくらべてみましょう。

I like vegetables.
私は野菜が好きです。

I like to eat.
私は食べることが好きです。

上の文では動詞like(~が好きだ)の目的語は『 vegetables (野菜)』という”名詞”です。

ふたつ目の文では、動詞likeの目的語は『 to eat 』になっています。

この句が”名詞のはたらき”をして、「食べること」という意味をあらわしています。

<to+動詞の原形>で「~すること」という意味をあらわします。

ここで『 to不定詞 』は、名詞と同じはたらきをしています。

point

to不定詞は、”動詞の目的語(O)”になることがあります。

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I want to swim.
私は泳ぎたいです。
I want to see the ocean.
私は海を見たいです。

to以下がひとかたまりになって、wantの目的語になります。

『want to~』で『~したい』

という意味と覚えましょう。
point

to不定詞は、いつも動詞の目的語になるわけではなく、to不定詞が目的語に
なれる動詞となれない動詞があります。

to不定詞が目的語になれる動詞は他に次のようなものがあります。

s-study

Jane began to study English.
ジェーンは英語を勉強することをはじめました。→ジェーンは英語を勉強し始めました。

She tried to open the door.
彼女はドアを開けることを努力しました。→彼女はドアをあけようとしました。

began to ~で「~しはじめる」という意味になります。
try to~で「~しようとする」と覚えましょう。

point

want to のあとに 「be~」がくると「~になりたい」という意味になります。

I want to be a actress.
私は女優になりたいです。


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x40 to不定詞の名詞的用法 主語・補語の場合

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次の2つの文を比べてみましょう。

The book is difficult.
その本はむずかしい。

To speak English is difficult.
英語を話すことはむずかしい。

上の文では、The book(その本)が主語ですが、
下の文では、To speak English という句が主語になっています。

これも”名詞のはたらき”をするto不定詞で「英語を話すこと」という意味を表します。

名詞のはたらきをするto不定詞には、文の”主語(S)”になったり、

”補語(C)”になったりすることもあります。

To pass the exam is difficult.
その試験に受かることはむずかしい。

My hobby is to collect stamps.
私の趣味は切手を集めることです。

○to不定詞は、上の文では主語に、下の文では補語になっています。

Her mother's job is to design various dresses.
彼女のお母さんの仕事はさまざまなドレスをデザインすることです。

point

to不定詞が主語になるとき、

『 It 』を文頭において、to不定詞を後ろにおくこともよくあります。
Itはto不定詞の内容を先どりする形式上の主語(形式主語)です。

To solve the problem was easy.
その問題を解くのはやさしかった。
It was easy to solve the problem.

英語では長い主語は、あまり良しとされませんので、

『 It is ・・to~(~することは・・だ)』の形でおぼえて使えるようにしましょう。これ本当大事です!!

その際、to不定詞の意味上の主語(動作主)をしめさなくてはならないときは、

to不定詞の前に<for~>をおきます。

It was hard for him to solve the problem.
彼がその問題を解くのはむずかしかった。→彼にはその問題を解くのはむずかしかった。

○forのあとに人称代名詞がくるときは目的格にします。

x40 主語・目的語・補語になる例文比較

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この3つの文章をよく比べてみましょう。

■主語になる
To live in a house is our dream.
一戸建てに住むことが私たちの夢です。

■目的語になる
We're planning to live in a house.
私たちは一戸建てに住むことを計画中だ。

■補語になる
Our dream is to live in a house.
私たちの夢は一戸建て住むことです。

ここまで大丈夫ですか?

それぞれのはたらきのちがいつかめましたか?

どれも名詞と同じ役目をはたしているんですね。

まとめ

不定詞の『名詞的用法』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。

「むずかしかったなあ~。」という人は、もう一度

5文型の所を復習してみてくださいね。

SVOCと5文型まとめ

今日勉強したことは大切な部分ですので、何度も読み返してください。

近日更新しますので、あと2回もがんばりましょう!

英語【不定詞】形容詞的用法の例文

Have a nice day!

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