人に注意するのってむずかしいですよね。
ほめる方が簡単だと思いますが、
場面によってはこれも大切なことです。
とはいうものの普段から使っているものもありますし、
忠告やアドバイスですむときもあります。
でも大人になってからや、ビジネスの場、
更には命にかかわる深刻な状況ならばどうでしょうか。
それこそ言い方にも『注意』が必要ですね。
今日はそんな場面別の『注意する』表現を
勉強したいと思います。
それではさっそく始めましょう!
Contents
注意する場面と注意度比較表
注意するときって、
誰かその相手のことをを思いやったり気づかって、
悪いことが起こらないように
気をつけること、
意識を集中させること、
忠告すること、
用心すること、
そして警戒することをうながすことをさしていますよね。
『注意』という名詞には、まだ”注意をうながす”
お知らせの程度ならば
『 notice(通知、通達、注目、注意)』や
→発音:notice
[発音記号:UK /ˈnəʊ.tɪs/ US /ˈnoʊ.t̬ɪs/ ]
『 attention(注意、注目)』があります。
→発音:attention
[発音記号:UK /əˈten.ʃən/ US /əˈten.ʃən/ ]
さらに少し注意度が上がると『 caution (警告)』や
→発音:caution
[発音記号:UK /ˈkɔː.ʃən/ US /ˈkɑː.ʃən/ ]
『 warning (警告、警報、注意)』などがあります。
→発音:warning
[発音記号:UK /ˈwɔː.nɪŋ/ US /ˈwɔːr.nɪŋ/ ]
一番注意度・危険度の高いものは
『 alert (さし迫った危険に対して)警報(けいほう)』
→発音:alert
[発音記号:UK /əˈlɜːt/ US /əˈlɝːt/ ]
になります。
その危険性を知らせるイメージ的な度合いとしては
上の表を参考にしてくださいね。
『助けて』の表現はこちらを参考にしてください。
『気をつけて』be careful《of》, take care
◇『気をつけて』というフレーズはよく使われる表現です。
お母さんが子供に対して何かするときに、
気をつけてね。
と声をかけたりします。
また、別れ際に相手に注意深く何かを
するようにうながすことばとしても使われます。
つぎにこちらは、出かける人やしばらく会えなく人へ伝えることばです。
気をつけてね。
それから文章の中で動詞の後ろに副詞を使って
『気をつけて』を伝えたることも出来ます。
『 carefully(注意深く、慎重に、気をつけて、入念に)』や
『 cautiously (用心して、警戒して、慎重に)』などがあります。
I drove carefully.
私は注意深く運転しました。
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『注意する』『警告する』Warning
注意するの表現ででよく使われるものが
形容詞の
『 careful(注意深い、慎重な、念入りな、気をつける)』
をつかった表現です。
My husband promised me that he would be more careful in the future.
私の夫は私にこれからはもっと注意をすると約束しました。
動詞の
『 warn(注意する、警告する)』
を使った表現をみてみましょう。
I warned the children against playing in the street.
私は子供達に通りで遊ばないように注意した。
be careful not to 動詞の原形~
これは「~しないように注意する」という意味の表現です。
We'll be careful not to be late.
私たちはこれからは遅刻しないよう注意します。
命令形の
Be careful~
を使って
Be careful not to forget your password.
あなたのパスワードを忘れないように注意しなさい。
名詞の『 warning (警告、警報、注意)』や『caution(警告)』をつかって
『 give a warning 』
で『注意する』という意味にもなりますが、『警告する』という
すこし厳しめの意味になります。
Saori was given a warning[caution] by the referee for a foul.
沙保里は反則をして審判の警告を受けました。
こちらは本当ににあったことなのですが、
私は誰かが私のフェイスブックアカウントにアクセスしたことを警告されました。
管理人Balalaikaは前に、
Facebookのアカウントに知らない人に勝手に入られて、
関係のない情報をシェアされたことがあります。
あなたも気をつけてくださいね。
『 助言する』Advising
◇助言・アドバイスのフレーズです。
『 should (~すべきです)』
を使って
気をつけて運転したほうがいいですよ。
病院にいったほうがいいですよ。
タバコをやめた方がいいですよ。
『 Why don't you~(~したらどうですか)』
という提案のかたちを使って
Why don't you get somebody's advice?
だれかに相談してみたらどうでしょう。
Why don't you take a good rest?
ゆっくり休んだらどうですか。
『 need(~する必要がある)』
をつかって
You need a good rest.
ゆっくり休んだらどうですか。
『 watch (注意してみる、見守る、気をつける)』
を使って
Watch how much you're drinking.
飲みすぎないようにね。
Watch your health.
健康に気をつけてね。
『忠告する』Cautioning
◇忠告のフレーズでよく使われる表現には
『would better』
があります。
やんわりと「~したほうがいい」と忠告することができます。
You'd better hurry.
急いだ方がいいですよ。
You'd better get going soon.
そろそろ出かけたほうがいいですよ。
You'd better watch out for him.
彼には用心した方がいいですよ。
『 watch (注意してみる、見守る、気をつける)』を使って
Watch your step.
足元に気をつけて。
『 I don't think~(私は思いません)』
をつかって、これもやんわりと忠告できます。
I don't think that's a good idea.
それは賢明ではありませんね。
Shouldn't you think it over?
考え直したほうがいいんじゃないですか?
まとめ
『注意する』について勉強してきましたが、
いかがでしたでしょうか。
細かなニュアンスを大切にして
今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。
Have a nice day!
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