管理人は日本を飛び立つ前日に、
お寿司屋さんで
『 全部握って下さい!』
と言って注文し、
お寿司を満喫したことがあります。
日本を離れたら、しばらくは
おししいお寿司が食べれないだろうと
思ったんですよね。
『全部』を表す言葉って、実は英語にはいくつかあるんですよ。
同じ全部でも伝わり方が違うので、
そんなニュアンスの違いについて
今日は勉強したいと思います。
それではさっそく始めましょう!
all
『全部の、全体の、すべての』という意味と
『ある特定のもの全部』という意味をもつのが
『 all(オール)』です。
発音を確認しましょう。
→発音:all
[発音記号:UK /ɔːl/ US /ɑːl/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
All animals have to eat in order to live.
すべての動物は生きるために食べなければならない。
He has three children, all under the age of six.
彼には3人の子供がいて、全員6才以下です。
子どもたちはみんなアイスクリームが大好きです。
ケイトはチキンを全部食べました。
entire
全部は全部でも『余すところなく全体の、無傷の、完全な』
という意味があるのが『 entire(エンタイア)』です。
『少しも残さず』という意味をもつこの単語は、ビジネスなんかでも
正確さをイメージさせるのでよく使われます。
→発音:entire
[発音記号:UK /ɪnˈtaɪər/ US /ɪnˈtaɪr/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
I completed the entire manuscript in one sitting.
私は原稿全部を一気に書き上げました。
They got an entire set of silver cutlery as a wedding present.
彼らは結婚式のプレゼントとして完全な銀製のカトラリーセット(食卓用のナイフ・フォーク・スプーンなど)をもらいました。
ケイトはチキンを(少しも)残さず食べました。
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whole
ものが1つのかたまりとして『まるごと、まるまる、そっくり』とか
まとまった『全体の、すべての』という全部のことを
英語で『 whole(ホール)』と言います。
→発音:whole
[発音記号:UK /həʊl/ US /hoʊl/]
英英辞典で意味を見てみましょう。
I spent the whole day cleaning.
私は一日全部掃除に使いました。
After my exercise class, my whole body ached.
運動のあと、私の体全部が痛みました。
The whole town was destroyed by the earthquake.
その街全体が地震で破壊されました。
Kate ate the whole chicken.
ケイトはチキンをまるごとたいらげました。
ネイティブがびっくりするチキンの表現や冠詞についてはこちらも参考にして下さい。
→英語のaとthe冠詞の使い方
まとめ
『全部』について勉強してきましたが、
いかがでしたでしょうか。
ニュアンスの違いを覚えて是非使ってみてくださいね。
Have a nice day!
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