接続詞を数回に分けて勉強してきましたが、
今日はその最終章になります。
これができたら中学校の英語はもう習得できたも同然!
主要な接続詞の一覧表もありますから、迷ったら表を見て下さいね。
ゆっくり復習しながら進めていきます。
それではさっそく始めましょう!
Contents
接続詞とは?
『接続詞(せつぞくし)』とは語と語、句と句、文と文をむすびつける
はたらきをする語のことです。
句(く)とは、
「修飾語+名詞」や「前置詞句」、「不定詞」など2語以上の単語のかたまりでできているのが句です。
節(せつ)とは、
SV、つまり「主語と動詞」がふくまれる句のことを「節」といいます。
接続詞には等位接続詞(とういせつぞくし)と従位接続詞(じゅういせつぞくし)があります。
等位接続詞には、and や but、or などがあります。
従位接続詞にはwhenや if を使ったものなどがあります。
従位接続詞(じゅういせつぞくし)を中心に今日は勉強しますが、
文全体の中では”時”や”理由”や”条件”などを表す”副詞”のはたらきをします。
文の中では、”主(しゅ)”となる文ではなく、”従(じゅう)”という関係になるんですね。
このような接続詞のことを「従属接続詞(じゅうぞくせつぞくし)」と
いいます。
こちらの接続詞も参考にして下さい。
→接続詞that名詞節
接続詞『 if 』
次の2つの文を比べてみましょう。
It will rain tomorrow.
明日は雨が降るでしょう。
If it rains tomorrow, I won't go.
明日もし雨が降ったら、私は行きません。
won't=will not
ひとつ目の文では、動詞の部分が『 will rain 』となっています。
ふたつ目の文では、”条件(じょうげん)”を表す『 If~ 』の文で、この文の中では、
同じように未来のことを表していても、動詞の部分はrainsと現在形になります。
こことっても大事ですよ~!!
”条件”を表す『 if~ 』や”時”を表す『 when~ 』の中では、
未来のことを表す場合でも動詞は現在形を使います。
He will be glad if you go with him.
もしあなたが彼と一緒に行けば、彼は喜ぶでしょう。
駅に着いた時(=駅に着いたら)、彼女にメールします。
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” 譲歩 (じょうほ)”を表す接続詞『 though 』
譲歩(じょうほ)とは、相手の意向に従ったり妥協(だきょう)したりすることをいいます。
前回勉強した”譲歩(じょうほ)”を表す
『 though((・・である)けれども、にもかかわれず)~ 』は、
butをつかって書きかえることができます。
書きかえのやり方は、
~の部分を文の前半にもってきて、but・・とつづけます。
Though they were tired, they didn't take a rest.
→They were tired, but they didn't take a rest.
彼らは疲れていましたが、休みはとりませんでした。
butの位置に注意しましょう。butは、they were tiredのあとにきます。
それでは、もう一度ここでおさらいです。
いくつかの単語が集まって全体で1つの品詞の
ようなはたらきをするものを『句』といいます。
そして、そのような集まりの中に、文と同じように<主語+動詞>がある時は
『節(せつ)』といいます。
例:
I know that he loves her.
私は、彼が彼女を愛しているということを知っています。
このthat~は、名詞のはたらきをする節(名詞節)です。
これに対して、when~(~するとき)、if~(もし~なら)などは、
副詞のはたらきをする節(副詞節)です。
接続詞のはたらきをする熟語『 as soon as 』
つぎは接続詞のはたらきをする非常に大切な
熟語について見ていきましょう。
When I get home, I'll call her.
家についたとき(=家についたら)彼女に電話します。
As soon as I get home, I'll call her.
家についたらすぐに、彼女に電話します。
ひとつ目の文では、接続詞のWhenがつかわれていて、
「~したとき」という意味を表しています。
ふたつ目の文では、As soon as全体で、1つの接続詞のはたらきをしています。
「~するとすぐに」という意味を表しています。
as soon as~で「~するとすぐに」という意味を表します。
~には<主語+動詞>をふくむ形がきます。
”接続詞のはたらき”をする熟語です。
I ran away as soon as I saw a ghost.
お化け(おばけ)を見たとたん、私は逃げました。
彼女が入ってくるとすぐに、私たちは話すのをやめました。
接続詞のthatをつかった重要な熟語『 so that 』
接続詞のthatをつかった重要な熟語には、
<so・・ that~>があります。
「とても・・なので~」という意味を表します。
彼はとても速く話したので、私たちは彼のいうことが理解できませんでした。
私はとても忙しいので、彼らと一緒にいけません。
上の文では、too・・ to~(あまりにも・・すぎて~できない)をつかって
次のように書きかえられます。
→ I'm too busy to go to with them.
私は忙しすぎて、彼らと一緒に行けません。
このような書きかえの問題は非常によく試験に出ますから、
おさえておきましょう。
主要従属接続詞一覧表
接続詞の”名詞のはたらきをする節”や”副詞のはたらきをする節”を整理して覚えましょう。
いきなりたくさん覚えようとしなくていいですから、
まずはよく使われるものを確実におさえていきましょう。
まとめ
『接続詞』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。
中学校で勉強する中でも一番むずかしいところの1つを終える
ことができました。
資格試験や受験問題でよくとりあげられるところですので、
完ぺきに答えられるようにしておきましょう!
今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。
Have a nice day!
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