海外からの手紙をもらったり、日本からの手紙を
海外で受け取ることは、とてもうれしいことですね。
でも手紙(Air mail)を書くときの壁になるのが、
英語での住所の書き方です。
「あれ?逆から描くっていうのは、
どういうふうに書くんだっけ?」
って思うことありませんか?
私が始めて中学の時に、英語で住所を書いたときは
全部逆にしないといけないのかと思って、何丁目や何番地、
地番の番号までもすべてを逆に書いたから
この世に存在しない住所になりました(笑)。
そんな失敗もしつつ覚えて行くわけですが、
毎回住所を書くときにもう迷わないよう
正しい住所の書き方を一緒に
今日はマスターしましょう。
では、さっそく始めましょう!
住所書き方例(日本の住所の場合)
まず、送付人が下記住所の例で見てみましょう。
〒123-4649
愛知県名古屋市中区朝日町1丁目2番地30号
日の出マンション301
日本花子
住所の構成は
①郵便番号
②都道府県③市④区⑤町名⑥丁目・番地・号
⑦マンション名⑧部屋番号
⑨氏名
となっています。
これを英語にすると並び順はこう変わります。
⑨氏名
⑧部屋番号⑦マンション名⑥丁目・番地・号⑤町名
④区③市②都道府県①郵便番号 , JAPAN
ポイントは「,」でくぎることと、最後の国名です!
英語の住所はこう書く!
#301,Hinode Mansion,1-2-30,Asahi-cho,
Naka-ku,Nagoya-shi,Aichi-ken,123-4649, JAPAN
日本でよく使う郵便のマーク「〒」は日本だけで使用されているマークです。
外国人の人が見てもわかりません。
郵便番号のことは
米国では、zip code
英国では、post code
といいます。
記入する時はマークをとって、番号だけを使います。
例:〒123-4649→123-4649
マンションって「ローマ字で書く」のか、
「英語で書く」のかどっち?って迷いますね。
答えはどちらでもOKです。
そもそも「マンション」って言葉は、
英語ではなくてフランス語からきています。
意味は”大邸宅”とか”館”という意味で
外国人の人に「マンションに住んでいます」というと、
びっくりされたり、日本のことを知っている外国人の人には、
それは「apartment」とダメだしされることがありました。
国にもよりますが、外国人の人のイメージする"マンション"と
日本の"マンション"にはずい分、差があるようです。
話をもどしますが、
建物名でよく使われるもの他にはメゾン(Maison)
ハイツ(Hights)やアパート(Apartments)、
オフィスや大学の校舎ならビルディング(Bldg)などもあります。
建物名称の例
マンション→Mansion
メゾン→Maison
ハイツ→Hights
アパート→Apartments
ビルディング→Bldg
そして部屋番号には#をつけます。
記入例
301号→#301
最初に部屋番号をかいて、次にマンション名を書いても、
マンション名のあとに部屋番号を書いてもOKですが、
後ろから書くというルールに基づいて、
見本例では
部屋番号 マンション名,にしています。
でもめんどくさかったら、部屋番号だけを書く方法でも
郵便は届きますので、ご安心を。
そんなに神経質にならなくても大丈夫ですよ。
ここをややこしく考えがちですが、
1丁目2番30号ならよく「1-2-30」と書きますね。
これをそのままつかえばOK。
1-2-30→1-2-30
2-30,1-chomeでもOKです。
注:逆にして30-2-1 としてはいけません。
朝日町なら
Asahi
Asahi-cho
Asahi Town
中区なら
Naka
Naka-ku
Naka Ward
名古屋市なら
Nagoya
Nagoya-shi
Nagoya City
愛知県なら
Aichi
Aichi-ken
Aichi Pref. ※Pref.は「県」Prefectureを省略したものです。
都、府、道も同様に
ローマ字名だけ
あるいは
-to,-hu,-do,をたしてもいいです。
東京
Tokyo
Tokyo-to
大阪府
Osaka
Osaka-hu
北海道
Hokkaido
Hokkai-do
日本で手紙を書く時には宛名の最後に「様(さま)」をつけますよね。
英語では様のかわりに「敬称(けいしょう)」をつけます。
ただ注意したいのは、結婚している女性か(Mrs.)結婚していない女性か(Miss)の
区別よりも下記の方法が一般的です。
男性なら、Mr. ミスター
女性なら、Ms. ミズ
その他に例えば、ホームステイしたホストファミリーのご夫婦あてならば、
下記の用に書きます。
ご夫婦例
Mr. and Mrs.Smith
国際郵便の受取りや送付の時に、
電話番号を記入する項目がある場合があります。
記入の仕方は、携帯番号を例にして説明します。
つぎの3つのステップでOK。
①+81(国番号)を先頭につける
②電話番号の頭のゼロをとる
③あとの電話番号を書く
090-1234-8765→+81-90-1234-8765
固定電話の場合も同様で市外局番の前のゼロをとり上と同じ方法です。
052-1234-5678の例
052-1234-5678→+81-52-1234-5678
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海外住所の書き方例
受取人が海外に住んでいる場合、日本の住所とは少し異なります。
では見て行きましょう。
米国(アメリカ)住所の書き方例:
Mr. David Anthony
1300 Pennsylvania Ave. NW,
Washington, DC 23000-000
USA
この住所の構成は下記のようになっています。
①相手の名前→Mr. David Anthony
②ストリート名→1300 Pennsylvania Ave. NW,
③州の名→Washington, DC
④zip code(郵便番号)→23000-000
⑤国名(大文字)→USA
②のストリートの名前にはStreet(ストリート)、Avenue(アベニュー)、Boulevard(ブルバード)といういい方などがあります。住所で書くときは省略した形で記入します。
ストリートの例
Street→St.
Avenue→Ave.
Boulevard→Blvd.
アメリカは州(しゅう)に分かれています。
③の州のことを「State(ステイト)」といいます。
州の例: 名前(略式)
ニューヨーク州→New York(NY)
カリフォルニア州→California(CA)
その他アメリカの住所の例:
1600 Pennsylvania Ave NW, Washington, DC 20500-0005(ホワイトハウス)
50 Route 120, East Rutherford, New Jersey 07073(ジャイアンツスタジオ)
封筒の書き方例
住所の書き方を覚えたら、次は封筒の書き方です。
①封筒左上に送る人の名前と住所を書く。
②中央右下に受取る人の名前と住所を書く。
③忘れずに国名を大文字で書く。
④AIR MAILと左下に書く。(最初から印刷されていればいりません。)
まとめ
英語での住所の書き方、いかがでしたでしょうか。
郵便配達の人を困らせないように、
住所が書けるようになるためにも、
自分の住所で一度書いてみてくださいね。
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