英語の長文が読めないと感じるとき、実は多くの人が「単語」ではなく
to〜が出てくると意味が崩れる
という壁にぶつかっています。
この to〜 の正体が、to不定詞です。
to不定詞は、長文の中で
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説明を後ろに伸ばす
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文の途中に目的や理由を挟む
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動詞の目的語として出てくる
など、いろいろな形で登場します。
でも安心してください。
to不定詞はルールが明確で、覚えるべきポイントは3つだけです。
✅ 名詞的:〜すること
✅ 形容詞的:名詞を説明(〜するための)
✅ 副詞的:目的・理由(〜するために/〜して)
この記事では、to不定詞を暗記で終わらせず、
長文でも迷子にならない読み方として理解できるよう、図解イメージで解説します。
to不定詞がわからないと長文が読めない理由
英文が長くなる原因=「to〜の説明」が挟まるから
to不定詞が出ると、英文の中に「追加情報」が挟まります。
例:
I went to the library to study English.
「to study English」が加わることで、文が長くなります。
to不定詞は「動詞を名詞/形容詞/副詞に変える」
ここが核心です。
✅ to+動詞の原形は、文の中で「別の品詞」の働きをする
つまり、to不定詞は 動詞なのに名詞/形容詞/副詞の役割を持ちます。
to不定詞とは?(超シンプルに)
to+動詞の原形=「〜すること/〜するために」
基本イメージはこの2つ。
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to study = 勉強すること
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to study = 勉強するために
不定詞は3つの働きを持つ
to不定詞は以下の3つに分類されます。
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名詞的用法(to〜=名詞)
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形容詞的用法(to〜=形容詞)
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副詞的用法(to〜=副詞)
まずは「何をしているto?」で判定する
一番ラクな判定法はこれです。
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名詞の位置にいれば名詞的
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名詞を説明していれば形容詞的
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動詞や形容詞を説明していれば副詞的
名詞的用法(to〜=〜すること)
名詞的用法は、to不定詞が「名詞の場所」に入ります。
主語になる
To study English is important.
英語を勉強することは大切だ。
主語の位置にあるので名詞的です。
目的語になる
I want to study English.
私は英語を勉強したい。
want の目的語なので名詞的です。
よく出る動詞(want/need/decide/hope)
目的語にto不定詞を取る動詞は頻出です。
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want to〜
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need to〜
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decide to〜
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hope to〜
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try to〜
補語になる
My dream is to be a teacher.
私の夢は先生になることだ。
be動詞の後ろで説明している=補語なので名詞的です。
形容詞的用法(名詞を説明するto〜)
「〜するための/〜すべき」=名詞の説明
形容詞的用法は、名詞を後ろから説明します。
例:
I have a book to read.
book(本)を説明 → to read(読むための)
a place to live(住む場所)
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I need a place to live.
住む場所が必要です。
something to eat(食べるもの)
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Do you have something to eat?
何か食べるものある?
長文攻略:to不定詞は後ろから名詞を説明する
長文で出ると難しく感じますが、
✅ 名詞+to〜 を見たら
「後ろから説明」と決め打ちしてOKです。
副詞的用法(動詞/形容詞/文全体を説明するto〜)
副詞的用法は「目的・理由・結果」など、文に追加情報を入れます。
目的:〜するために
I went to the store to buy milk.
牛乳を買うために店に行った。
to buy milk は「目的」なので副詞的です。
感情の原因:うれしい/悲しい理由
I’m happy to see you.
あなたに会えてうれしい。
happy(形容詞)の理由を説明しているので副詞的です。
結果・判断:…して(To be honest, …)
文の最初に来る to不定詞は「文全体へのコメント」になります。
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To be honest, I don’t know.
正直に言うと、わかりません。
頻出フレーズ(to be honest / to tell the truth)
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To be honest(正直に言うと)
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To tell the truth(実を言うと)
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To make matters worse(さらに悪いことに)
見分け方のコツ3ステップ(保存版)
①toの前にある語(名詞?動詞?形容詞?)を見る
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動詞の後ろ → 名詞的(目的語になりやすい)
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名詞の後ろ → 形容詞的(名詞の説明)
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形容詞の後ろ → 副詞的(理由)
②to以下をカッコでくくる
長文で迷ったらこれ!
I found a good place (to study English).
③骨組みSV(5文型)を先に取る
to〜は説明なので、まず外側を読む。
例:
I found a good place (to study English).
S = I / V = found
長文読解トレーニング(to不定詞を分解して読む)
Level1:短いto不定詞
① I want to sleep.
② To run is fun.
Level2:名詞を後ろから説明するto不定詞
③ I need a book to read.
④ I have homework to do.
Level3:to不定詞が2回以上出る文
⑤ I went to the store to buy food to cook dinner.
(夕食を作るための食べ物を買うために店へ行った)
→ まずSVを取る:I went
→ 目的:to buy food
→ foodの説明:to cook dinner
よくある間違い・つまずきポイント
toが前置詞なのか不定詞なのか混乱する
toは2種類あります。
✅ to不定詞:to + 動詞
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to study
✅ 前置詞to:to + 名詞
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to Tokyo
to不定詞の主語(for+人)の考え方
It is important for you to study.
「誰がする?」を表すときは for+人 を置きます。
動詞の目的語=to不定詞のときの訳し方
want / hope / decide などは
「〜すること」を目的語に取っている
と考えると理解が安定します。
まとめ
to不定詞は、長文読解の超重要ポイントです。
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✅ 名詞的:〜すること
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✅ 形容詞的:名詞を後ろから説明
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✅ 副詞的:目的・理由
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✅ カッコでくくれば迷子にならない
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✅ まず骨組みSVを取る
これができれば、長文がかなり読みやすくなります!
英文法はこちらの記事も参考にしてみてください↓
Have a nice day!
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