英語ってすごくおもしろい言語で、数が気になってしょうがないんですよね。
『 数(かず)フェチ 』な言語とでも言いますか(笑)。
例えば、何人とか、ものがいくつとか、文章の中ではっきりとあらわしたくてしかたがないんですね。
そこが日本語と大きく違うところでもあります。
そこで今日は、そのな数にこだわる英語の文法の中から
『三単現のs』を勉強したいと思います。
実はこれBalalaikaも中学生の時は苦手でした。
それではさっそく始めましょう!
Contents
三単現のs一覧表
三単現のs一覧表 | |||
単数 の場合 | 複数の場合 | ||
I | like | we | like |
you | like | you | like |
he | likes | they | like |
she | likes | ||
it | likes |
三単現(3単現)のsとは
『三単現(3単現)さんたんげん』とは3つの言葉の頭文字をとってあらわされています。
何かというと、
①3人称 (さんにんしょう) 私やあなた以外の人やもののことです。
②単数 (たんすう)
③現在 (げんさい)
それで、三単現(3単現 )となります。
これはどういうことかというと、
『主語が3人称で、単数(1つや1人であること、複数やそれ以上の人数や個数ではないこと)、
そして現在の文(過去や未来でない)であること』という意味をあらわしています。
英語の現在の文の場合、主語が3人称単数で、動詞が一般動詞の場合に、
動詞の最後に『s(エス)』をつけなさいというルールがあるんです。
例文
彼は猫が好きです。
彼女はジョージを知っています。
私の猫は、オリーブを食べます。
私の父はゆっくり歩きます。
つまり、she (彼女)、he(彼)、Ken(ケンなど人の名前)、my father (私のお父さん), it (それ)やものが主語の時の、現在の文を書いたり話したりするときには、一般動詞の最後に『s(エス)』をくっつける必要があるんですね。
名詞の数が複数の時につける『s』についてはこちらを参考にしてください。
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sがいらない場合 theyなどの場合
ここまで大丈夫ですか?
では、三単現の『s』がいらない場合はどんなときか見ていきましょう。
3人称でない場合、3人称でも主語が複数以上の場合、現在の文でない場合には『s(エス)』はいりません。
例文
彼らは野球をします。
ケンとマイは映画が好きです。
上の場合は彼らと複数の人数ですので、『 s(エス)』はいりません。
下の場合はケンとマイで2人になりますので、『 s(エス)』はいりません。
彼は昨日学校へ行きました。
上の文は主語が3人称ですが、過去形の文なので『 S 』はいりません。
sとes
『s』をつけるルールを勉強しましたが、
動詞のつづりによって最後がsになうものとesになるものがあるので、例外について勉強します。
一般動詞の最後が『 o, ch, sh, s 』にいなっているものは『 es 』をつけます。
例
Balalaika teaches English.
バラライカは英語を教える。
彼は日曜日に買い物に行きます。
一般動詞の最後が、「子音字 (しおんじ)+ y(ワイ)」で終わる場合、y(ワイ)をi(アイ)に変えて『 es 』をつけます。
※子音字とは、a,e,i,o,u 以外の文字のことです。
例
study→studies (yをとってiにしてesをつける)
勉強する
try→tries (yをとってiにしてesをつける)
努力する
『ワイをとってアイにしてイーエス』と呪文(じゅもん)のように覚えましょう。
He studies Japanese.
彼は日本語を勉強します。
発音の仕方・『s』と『es』の発音の違い
ここまできたらあともう少しですよ。
3単現のsの発音の仕方についてみていきます。
普通はsをつけたら、『 z(ズ) 』と発音します。
でも一部の発音で終わる場合は『ス』と発音したり『イズ』と発音したりするんです。
『 z (ズ) 』になる普通の場合
『 s (ス) 』になる場合
helps, works
『 iz (イズ) 』になる場合
washes, teaches
単語のつづりによって最後のsやesの発音が変化します。
例外のhave(has)
いつも例外のものってなにかしらあるんですよね。
一般動詞の中で例外があるんです。
それは『have』。
このときだけはhavesとなるのではなく、『 has 』をつかいます。
haveはhasになると覚えておきましょう。
彼は赤い車をもっています。
彼女は娘が2人います。
まとめ
『三単現のs』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。
まずは文を声に出して読みましょう。声に出せないときは口をちゃんと動かすことで
覚えるスピードがアップします。
今日覚えたことなんども復習してくださいね。
Have a nice day!
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