中学校の文法を復習する上で、最初に覚えておくといいのが
5文型です。とはいうものの私も昔は大の苦手でした。
でもたった5つのルールを覚えておけば、長文の読解もすごく
楽にできるようになりますので、ここは気合を入れてがんばってくださいね。
今日は中でも重要な『be動詞』の役割について詳しく見て行きたいと思います。
また、もう一度第2文型SVCの文章と第1文型についても今日は復習したいと思います。
第2文型SVC
すでに2回登場しているSVC第2文型ですが、
完全にマスターして欲しいのでもういちど復習です。
SVCの文型かどうかを見極める方法がありましたが、
あなたは前回勉強したポイントを覚えていますか?
答えはこれ。
S(主語)+V(動詞)+C(補語)
S=Cになる
でしたね。
そして『AはBです。』ということを表したいときに主語(S)と補語(C)をつなぐのが
be動詞の役目です。be動詞はS(主語)が「何か」や「どのような性質でどんな状態か」を表します。
例えば
私はけいこです。
私=(イコール)けいこが成立します。
だからこの文章はSVCの第2文型だとわかります。
ちなみにSVOの文章と比べてみましょう。
私は犬が好きです。
『like』は目的語を必要とします。目的語の『dogs』がないと
とつっこみたくなる動詞だから『like』は他動詞なんです。
そしてSVCかどうかを確かめるためにポイントチェックしてみましょう。
私=(イコール)犬??にはなりませんよね。
イコールにならないから、この文章はSVCの文型ではないことがわかります。
(テストの問題を解くときにこのような『消去法』が役立つことが多々あります)
もうひとつ覚えて欲しい大切なことは、
C(補語)になれるのは、名詞と形容詞です。
第2文型か第3文型かを見極めることは上のイコールになるかどうかを見れば、とてもわかりやすいです。
第1文型SV be動詞のもうひとつの意味
be動詞は中学校で意味は「~です。」と習っているんですが、
他にも大切な意味があります。
それは存在をしめす「ある、いる」という意味です。
例えば、
私はブラジルにいます。
この文章では『in Brazil』は修飾語になります。
英文全体をより詳しく説明することができる言葉を修飾語といいます。
この文章はSV文型です。後ろにくっついているものは修飾語なのでM(Modifier)になります。
be動詞の存在を表す意味の場合は、後ろに修飾語として前置詞と場所がくっついたものがセットになってよくきます。
修飾語は文章をより詳しく表すことができますが、文を構成する主要素である主語(S)や動詞(V)や目的語(O)や補語(C)
ではないため、なくても文章としては成り立ちます。
be動詞以外の動詞は一般動詞と呼び、一般動詞はS(主語)が「何をするか」や「何をしているか」を表します。
例えば
私は昼食を食べる。
この文章のなかにある『eat』は一般動詞になります。
まとめ
中学校の文法基礎の第2文型と第1文型のbe動詞の復習はいかがでしたでしょうか。
文型も5つのうち、すでに3つ勉強しました。
残す所はあと2つのみになりました。
今日詳しく見た、be動詞は中学校の英語で一番最初に勉強しているんですが、
「~です」の意味の印象が強すぎて忘れがちなもう1つの意味の方も
覚えておいてください。とても大切です。
ちょっとややこしくなってきましたが、今日の所は
SVCの見極め方だけをしっかりおさえておけばOKです。
TOEICに出てくる問題もこれを使えば3秒でとける問題がありますよ。
また次回は他の文型についても勉強したいと思います。
See you soon!
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