英語を勉強するときに頭の中を整理しやすくするためにも品詞について
理解しておくとより読解力が高まります。
TOEICのPart5の問題にも品詞の問題が数多く出題されていますので、
確実に答えられるようにしておけばスコアアップが期待できます。
今日は品詞の種類について勉強したいと思います。
それでは早速始めましょう!
品詞の種類
そもそも品詞には何種類あるのでしょうか。
実はたくさんあるようで品詞はそんなに多くないので安心してください。
品詞は大きく分けて8つにわけることができます。
1名詞 Noun (略語:n.)
人や物事の名を表す語が名詞です。世の中のものにはすべて
名前があります。その名前のことです。文の中では主語、目的語、
補語などになり、数えられるもの数えられないものと分けられます。
例:Ken (ケン)、 Japan (日本)、river(川)、banana(バナナ)など
2代名詞 Pronoun (略語:pron.)
名詞の代用をする語のことです。主語、目的語、補語などになり、
数、格、性、人称による変化をします。
【単数】主格-所有格-目的格
I- my- me (1人称)
you- your- you (2人称)
he- his- him (3人称)
she- her- her(3人称)
it- its -it (3人称)
【複数】主格-所有格-目的格
we- our- us (1人称)
you- your- you (2人称)
they- their- them (3人称)
3形容詞 Adjective (略語:adj.)
名詞、代名詞を修飾する語です。人や物事の性質、状態、形、数量などを表現します。
名詞などに直接ついて修飾するほか、補語の形でも修飾します。
例:beautiful(美しい)、easy(簡単な)、bad(悪い)
冠詞 (Article) a/an/theも形容詞の1種で名詞の前に置かれます。
例文:形容詞 tall(背が高い)
私の姉は背が高い。
私の姉=(イコール)背が高い の関係が成り立っていますので、
この文章はSVCの第2文型ですね。
4動詞 Verb (略語:v.)
主語の動作や状態などを表す語を動詞といいます。
数、人称、時制、法の変化をもっています。「本動詞」と組み合わせて
時制・法・態などの形態を作るものを助動詞といい動詞の中に含まれます。
come(来る)、go(行く)、eat(食べる)
will (未来を表す助動詞) など
5副詞 Adverb (略語:adv.)
動詞、形容詞、副詞を修飾する語のことです。文全体を修飾することもあります。
very(とても)、fast(速く)、hard(一生懸命に)
例文:
彼はとても一生懸命に働く。
副詞の『very』が副詞の『hard(一生懸命に)』を修飾しています。
※『hard』には『難しい』という意味の形容詞としての働きもあります。
いままでに勉強した文型をみれば形容詞としての働きか、副詞としての働きかがわかります。
上の文章で『hard』は動詞のworksを修飾する副詞になっています。
彼女はとてもすてきな服をもっている。
副詞の『very』が、形容詞の『nice』を修飾しています。
6前置詞 Preposition (略語:prep.)
名詞、代名詞などの前において、形容詞句や副詞句を作る語を前置詞といいます。
at、in 、on 、to 、from、 of、 by、 with など
7接続詞 Conjunction (略語:conj.)
語と語、句と句、節と節とを結びつける語を接続詞といいます。
and(と)、as(~のように)
8間投詞 Interjection(略語:interj.)
喜び、怒り、悲しみ、驚きなどの感情を表す語を
間投詞といいます。泣き声や擬音などもふくみます。
例:
Wow(わぁ)、Oh(おぉ)、bow-wow(ワンワン)など
まとめ
今日の品詞についての勉強いかがでしたでしょうか。
グループ分けすることで、単語の位置を理解するのに必ず役立ちますから
少しずつ覚えていきましょう。
形容詞の単語についてはこちらも参考にしてください。
→英語で【形容詞】12個をくるくるまわる写真付き単語カードで勉強!
次回はそれぞれの品詞についてさらに詳しく見ていきたいと思います。
Have a nice day!
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