明日のあなたの予定はなにかありますか?
過去でも今でもないことは、
未来(みらい)にあたります。
予定だけでなく、自分の意思を表すため
つかう機会も意外と多いのが英語の『未来形』。
現在と過去の文は完ぺきにできるけど、
未来の文がちょっと苦手というあなた。
今日は未来形の基礎を最初から勉強したいと思います。
このあたりから怪しくなってきている人は、
be動詞の未来形が難しかったかもしれませんね。
そこもあわせていっしょに復習をしていきましょう。
それではさっそく始めましょう!
未来形の疑問文の作り方はこちらも参考にして下さい。
→英語で【未来】willの依頼と勧誘◇疑問文の作り方
単純未来(たんじゅんみらい)
次の2つの文を見てみましょう。
She helped me.
彼女は私を助けてくれました。
She will help me.
彼女は私を助けてくれるでしょう。
ひとつめの文は過去形の文です。
動詞のhelpは手伝う、手助けするという意味があります。
過去形を作るには動詞の最後に-edをつけるんでしたね。
help (助ける)という動詞は一般動詞といって、
be動詞以外の動詞にあたります。
ふたつめの文では、動詞help の前にwillがあります。
原形の動詞の前に『will(ウィル)』をつかうことで
未来の文をつくることができます。
英語で未来のことを言うときには、
過去の文のときのように動詞を変化(活用)させるのではなくて、
will+動詞の原形
と言う形にします。
これで
「~するでしょう。」
という意味を表します。
これを「単純未来」といいます。
She will arrive tomorrow.
彼女は明日到着するでしょう。
will のあとの動詞には”3人称・単数のs”はつけなくていいので簡単です。
The concert will start at eight.
そのコンサートは7時にはじまるでしょう。
They will come back soon.
彼らはまもなくもどってくるでしょう。
このwillのように、動詞の意味を助けるはたらきをするものを
「助動詞」といいます。
主語が3人称・単数でも、助動詞には『 -s,-es 』はつかないと覚えておきましょう。
意思未来(いしみらい)
willを使って未来の表現をする中で、
もう一つの大切なはたらきが『意思未来』といものです。
なんだかむずかしそうですが、
簡単にいえば、
「(これから)~するつもりです。」「~します」
という意味を表します。
『つもり』がキーワードですよ。
I will go with him.
私は彼と一緒に行くつもりです。
私の今の気持ちは明日は彼といっしょに行こうと思っている。
つまり、『彼と行くつもり。』
このwillの言い方には、主語にくる人の気持ち、
『意思』があらわされているんですね。
単純未来か意思未来かはその文が使われる場面によります。
willは、短縮形でよく使います。
主語の代名詞に『 'll 』をくっつけます。
I'll play the piano. (I'll = I will)
私はこれからピアノをひきます。
She'll leave tomorrow.(She'll = She will)
彼女は明日出発するでしょう。
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未来の否定文
さぁ、次は否定文の作り方に行きましょう。
つぎの2つの文を見てください。
She will help me.
彼女は私を助けてくれるでしょう。
She will not help me.
彼女は私を助けてくれないでしょう。
一つ目の文は、基本の未来の文です。
willのあとに動詞 help(原形)がきます。
ふたつ目の文は、未来の否定文になります。
willのあとに否定を表す『not』をおいて、
動詞 help(原形)は後ろにきます。
未来の否定文を作るときはこの形と覚えましょう。
will not (won't) + 動詞の原形
will+notの短縮形won't もよく使われています。
明日は雨はふらないでしょう。
彼はお茶を飲まないでしょう。
We won't go to the party.
私たちはそのパーティーに行かないつもりです。
今までに勉強したことをまとめましょう。
過去の否定文は、
did not(didn't)~
未来の否定文は
will not (won't)~
ここまでは大丈夫ですか?
be動詞の未来の文
さぁ、今日の最後はこれです。
be動詞の未来の文。
これは、とても間違えやすいところなので要注意です。
be動詞の未来の文を作る時は,一般動詞と同じようにして作るんですけど、
ここが大事!
be動詞(am・ are・ is)の原形は
be(ビー)
です!!!
be、 be、 be ~~~~!!!!
つまりこういうこと。
ふつうの文では、
will be~
否定文では
will not be~
となります。
I'll be fifteen next week.
私は来週15才になります。
主語のIのbe動詞はamですが、willがあるので『be』になります。
She won't be busy tomorrow.
彼女は明日は忙しくはないでしょう。
won't =will not
主語のSheのbe動詞はisですが、willがあるので『be』になります。
他にも近い未来のことを、熟語で表すこともできます。
be going to~(~しようとしている、~するつもりです)
They are going to have a wedding reception tomorrow.
They will have a wedding reception tomorrow.
彼らは明日披露宴(ひろうえん)を行います。
未来形の出発するの未来形についてはこちらも参考にしてください。
まとめ
『未来』について勉強してきましたが、
いかがでしたでしょうか。
基本はやっぱり大事です。
何度も声に出して練習してくださいね。
まだ頑張れる人は疑問文の方もあわせて勉強して下さい。
→英語で【未来】willの依頼と勧誘◇疑問文の作り方
Have a nice day!
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