英語の勉強を始めてすぐに否定文の勉強をします。
でも、あきらかに日本語の場合とは違うし、ちょっと分からなくなる所でもあります。
基本はとても大事なので、
今日は否定文の作り方だけを集中して勉強したいと思います。
それではさっそく始めましょう!
否定文の作り方
日本語の場合は文の一番最後のところに「~ない」をつけて否定文にしますね。
だから文を最後まで聞かないと分かりません。
英語では否定文にするには、『 not (ノット) 』を使います。
そしてbe動詞やcanなどの助動詞の文の場合は、その直後に『 not 』を置くことで,
否定文を作ることができます。
一般動詞では、動詞の前に『 do (does ) not 』をつけて否定文にします。
つまり、英語では文の主語の次に来る動詞の所で、すぐに否定文だと分かる仕組みになっています。
1つずつ順番にみて行きましょう。
be動詞の場合の否定文の作り方『is』
まずはbe動詞です。
『 be動詞 + not 』で否定文を作ることができます。
『 is 』の場合、isの後ろに『 not 』をつければOKです。
彼女はナンシーではありません。
彼は私の兄ではありません。
否定の短縮形 isn'tを使って
彼女はナンシーではありません。
彼は私の兄ではありません。
がよく使われます。
is not → isn't(短縮形)
be動詞の場合の否定文の作り方『are』
つぎにbe動詞の『 are 』 の場合です。
同じく後ろに『 not 』をつけます。
are not
短縮形は『aren't』になります。
私たちは日本人ではありません。
be動詞の場合の否定文の作り方『am』
次はamの場合です。
『 not 』をつける所は同じなのですが、
amは注意が必要です。
am notの短縮形は??
短縮形はamn'tではなくて
『I'm not』として主語とamをくっつけて短縮しますので
気をつけましょう。
私は学生ではありません。
一般動詞の場合の否定文の作り方

一般動詞『 like (好き)』を使った例文でみてみましょう。
私は猫が好きです。
私は猫が好きではありません。
一般動詞『 like 』の前に『do not』をつけて否定文を作ります。
ここでも短縮形がよく使われます。
does not → doesn't
主語によってdon'tとdoesn'tを使い分けます。
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それ以外は『don't』
と覚えましょう!
I don't like cats.
私は猫が好きではありません。
私たちは彼を知りません。
上の文を過去形にするなら
We didn't know him.
私たちは彼を知らなかった。
となります。
そして次はちょっと気をつけて欲しい所があります。
She likes him. (肯定文)
彼女は彼が好きです。
She doesn't like him. (否定文)
彼女は彼が好きではありません。
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一般動詞は原形になります。
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否定文の作り方『 no 』の場合

それではちょっとレベルが高くなりますが、『 no 』をつかって作る
否定文もみていきましょう。
『 no (少しの・・もない・ひとつの・・もない)』は形容詞なので、
名詞の前に置いて否定文を作ることができます。
そして『 no 』は単数名詞の前にも複数名詞の前にも置くことが可能です。
I have no boyfriend.
私は彼氏がいません。
次の2つの文を比べてみましょう。
It isn't difficult.
それは難しいことではありません。
それは難しいことではありません。
この2つの文の場合、訳すと同じ意味になりますが、
その意味の伝わり方はやニュアンスは『 not 』よりも2つめの文章の『 no 』の方が否定の意味が強くなっているんです。
この例文も見てみましょう
There was no food in my room.
私の部屋に食べ物はありませんでした。
There was not a food in my room.
私の部屋に食べ物はありませんでした。
ここでは『 no 』のところを『 not a 』を使うことで否定の意味がより強くなっています。
助動詞の場合の否定文の作り方
助動詞にはcan. may, should, must などがあります。
『 can 』を使った文でみてみましょう。
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can notは普通、『cannot』とくっつけて1語で表します。
そして短縮形もよく使われます。
can not→can't 『~することができない』という意味になります。
私はフランス語を話すことができません。
I can’t understand you.
私はあなたを理解することができません。
他の助動詞の否定の場合の意味
may not 『~しないかもしれない』『~してはいけない』
must not『~してはいけない』 →短縮形の『 mustn't(マスント)』
should not『~すべきではない』→短縮形『shouldn't(シュドゥント)』
まとめ
『否定文』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。
確実にわかったものがひとつふたつとどんどん増えていくと、
その結果として話すことも的確にしかも簡単にできるようになります。
今日の基本をしっかり覚えてなんども復習しましょう。
Have a nice day!
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