日記を書くときには、今日あったできごとや
昨日したことを書きたいときがあります。
そのとき役に立つのが過去形の文章です。
今日から2回に分けて過去にしたことを表す文の作り方について
勉強したいと思います。
1回目は一般動詞(いっぱんどうし)の場合の過去形です。
一般動詞というのは、
be動詞以外の動詞のことをいいます。
ゆっくりマイペースでいいですからね。
それではさっそく始めましょう!
過去時制とは
過去時制とは過去のある時の状態や、
動作、出来事などをしめし、動詞の過去形で表します。
例えば今や未来のことではなくて、
今朝あった出来事や昨日あったこと、
先週あったことなどです。
今より前にしたことですね。
また『 過去形 』は一般動詞の場合、決まったルール通りに変化をする規則動詞(きそくどうし)と
ルールと違った変化をする不規則動詞(ふきそくどうし)があります。
過去形『一般動詞』edのつけ方
過去形とは過去のことに関連したことがらを表す『 ~した 』という文のことです。
ここで覚えておきたいのは、『過去にしたことで、今現在はしていないこと』を表します。
一般動詞の
過去形の文の作り方をみていきましょう。
英語では、過去のことをいうときは動詞を「過去形」に変えます。
一般動詞の過去形は、もとになる動詞の語尾に-edをつけてつくります。
下の二つの文をくらべてみてください。
I clean this house every day.
私は毎日この家をそうじします。
I cleaned this house yesterday.
私たちは昨日この家をそうじしました。
上は、『clean(そうじする)』という一般動詞をつかった文で、「毎日そうじする」という
”現在”の習慣をのべている文になります。
下の文の『 cleaned 』は、cleanの過去形で、これで「そうじした」という
過去にしたことを表しています。
She helped me.
彼女は私を助けてくれました。
彼はこの前の月曜日、東京を訪れました。
語尾に-edをつけるのが原則ですが、
例外のものもあります。
私たちはここに住んでいました。
彼は一生懸命勉強した。
彼女は突然立ち止まった。
一般動詞を過去形の形にするときには大きく4つのパターンに分けることができます。
まずはそのうちの3つです。
live(住む)→lived, arrive (着く) →arrived
study (勉強する)→studied, cry(泣く)→cried
stop (とまる)→stopped
-edの発音
次の3通りの発音があります。
☆[t(ト)]と発音するもの
helped,stopped
☆[d(ド)]と発音するもの
lived, cleaned
☆[id(イド)]と発音するもの
visited, wanted
また、「母音字 + y」でおわる動詞は、そのまま-edをつけます。
*母音字とは『 a , e , i , o , u (ア・エ・イ・オ・ウ) 』 のことをいいます。
play(遊ぶ)→played(yの前がa(ア)になっていて母音字なのでそのまま-ed)
enjoy(楽しむ)→enjoyed(yの前がo(オ)になっていて母音字なのでそのまま-ed)
次に4つ目のパターンです。
まずはこちらの二つの文章を比べてみましょう。
彼らは英語を話します。
彼らは英語を話しました。
上の文では”現在”の文で『 speak (話す) 』がつかわれています。
ふたつめの文は”過去”の文ですが、動詞の語尾が-edになっていませんね。
これは、speakという動詞の過去形が、『 spoke (スポーク)』という特別の形だからです。
このように不規則に変化する動詞のことを『 不規則動詞 』といいます。
それに対して語尾が-edになるような動詞を『 規則動詞 』といいます。
一般動詞の過去形の中には、語尾が-edにならない、不規則なものもたくさんあります。
不規則変化動詞一覧表はこちらを参考にしてください。
ひとつひとつ確実に覚えていきましょう。
■不規則動詞の例
ケンは昨日彼の祖母の家に行きました。
私たちはハンバーガーを食べました。
ジョージは英語の歌をとても上手に歌いました。
私ははコーヒーを飲んだ。
私の父はカメラを買いました。<buy(飼う)は不規則動詞。boughtはその過去形>
彼はは彼女を見ました。
過去形の文では
主語が3人称・単数でも動詞の過去形には-s,-es はつきません。
彼は早く走りました。<ranはrun(走る)の過去形>
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過去形の否定文『 一般動詞 』
現在形では『 don't / doesn't + 動詞の原形 』で否定文「~しない」をつくりましたね。
do / does の過去形は1つだけで『 did 』です。
否定形は過去形の否定を表す『 didn't(did not)』を使います。
そして後ろにくる動詞は原形にします。
主語になにがきても『 didn't 』でいいのでカンタンですね!
We don't (do not) eat a lot of food. (現在形)
私たちはたくさんの食べ物を食べません。
We didn't eat a lot of food. (過去形)
私たちはたくさんの食べ物を食べませんでした。
彼は本を読みません。
彼は本を読まなかった。
一般動詞の過去形の疑問文
一般動詞の疑問文も、文頭に持ってきたDo/Doesを、過去形の『 Did 』にするだけです。
Does he help his mother? (現在形)
彼は彼の母親を手伝いますか?
彼は彼の母親を手伝いましたか?
そして『はい/いいえの』答え方もdidにします。
はい → Yes, + 代名詞 +did.
いいえ→ No, + 代名詞 +didn't.
はい、しました。/ いいえ、しませんでした。
否定文・疑問文においては一般動詞は原形になります。
まずは現在形の文をしっかりおさえましょう。
過去形を勉強するときに覚えることは『 did 』1つしかないので
らくチンですね。
過去を示す語句
過去であることを示すために、よく用いられる語句には次のようなものがあります。
yesterday(昨日)
last・・(前の・・)
・・ago(・・前)
then [at that time](そのとき)など
文の中にこのような『 時をあらわすサイン 』が
含まれていることがよくあります。
文を読む時にこのサインの有無を早く見つける
クセをつけると「この文は過去形だ。」などと
英文を理解するスピードがはやくなります。
→be動詞一覧表で勉強する現在形と過去形の否定文・疑問文
まとめ
よくここまでがんばりましたね。
一般動詞の『過去形』について勉強してきましたが、
いかがでしたでしょうか。
今日の所は大変だったと思います。
むずかしいなと思ったら現在形の所をもう一度
勉強してから再チャレンジするといいですよ。
今日覚えたこと是非使ってみてくださいね。
Have a nice day!
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