英語が読めない、英作文がうまくできない…
その原因が「単語」ではなく、動詞の使い方にあることはとても多いです。
特に中学英語で多くの人がつまずくのが、
他動詞と自動詞の違い
です。
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「この動詞のあと、名詞を置いていいの?」
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「to が必要?いらない?」
-
「目的語って何?」
こうした疑問を一気に整理できると、英語がぐっとラクになります。
この記事では、他動詞と自動詞を 目的語(O)がある/ないでスッキリ理解できるように、図解イメージで解説します。
他動詞と自動詞の違いを一言でいうと?
結論:目的語(O)が必要→他動詞/不要→自動詞
いちばん大事な結論はこれです。
✅ 他動詞(transitive verb):目的語(O)が必要
✅ 自動詞(intransitive verb):目的語(O)がいらない
英語が読めない人がつまずくポイント
英語では「動詞の直後」に注目すると、文の形が見えます。
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動詞のあとに目的語が必要 → 他動詞(SVO)
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動詞だけで終われる → 自動詞(SV)
つまり、他動詞・自動詞の理解は
5文型(SV / SVO)の理解に直結します。
目的語(O)とは何?
目的語=「〜を/〜に」に当たる言葉
目的語(Object)は、
動詞の対象(ターゲット)
のことです。
例:
-
I like music.(何を好き?→ music)
-
She knows him.(誰を知ってる?→ him)
目的語になりやすい品詞(名詞/代名詞)
目的語に来るのは基本この2つです。
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名詞:book, music, English
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代名詞:me, you, him, her, it, them
よくある例(music, him, the book)
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like music
-
see him
-
read the book
こういう名詞・代名詞が動詞の直後に来たら、目的語の可能性が高いです。
他動詞とは?(目的語が必要)
他動詞=「〜を…する」タイプ
他動詞は「対象」が必要です。
例:
-
like(〜が好き)
-
need(〜が必要)
-
want(〜が欲しい)
-
see(〜を見る)
-
know(〜を知っている)
他動詞の例(like / want / need / see)
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I like music.
-
I want a new phone.
-
I need help.
-
I see him every day.
文型で理解:第3文型SVOが多い
他動詞は目的語を取るので、形はこうなります。
S + V + O(第3文型)
例:
-
She (S) likes (V) cats (O).
他動詞の例文(中学レベル)
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I like coffee.(私はコーヒーが好き)
-
She plays tennis.(彼女はテニスをする)
-
He studies English.(彼は英語を勉強する)
-
They watch TV.(彼らはテレビを見る)
-
I found my keys.(鍵を見つけた)
自動詞とは?(目的語がいらない)
自動詞=「〜する」で終われるタイプ
自動詞は「対象」がいらなくても文が成立します。
例:
-
go(行く)
-
come(来る)
-
run(走る)
-
sleep(寝る)
-
arrive(到着する)
自動詞の例(go / come / run / sleep)
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I go.
-
She came.
-
He runs.
-
The baby sleeps.
文型で理解:第1文型SVが多い
自動詞は目的語を取らないので、
S + V(第1文型)
になることが多いです。
自動詞の例文(中学レベル)
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I run every morning.(毎朝走る)
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She came home late.(彼女は遅く帰宅した)
-
He arrived at the station.(彼は駅に着いた)
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The baby sleeps well.(赤ちゃんはよく寝る)
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We laughed loudly.(私たちは大笑いした)
超重要!自動詞の後ろに名詞が来るとき(前置詞の出番)
ここが最重要ポイントです。
自動詞の後ろに「場所」や「対象」を置きたいとき、
英語では 前置詞が必要になります。
自動詞+前置詞+名詞(in/on/at/to)
✅ 自動詞の基本形
V + 前置詞 + 名詞
例:
-
go to school(学校へ行く)
-
arrive at the station(駅に着く)
-
live in Brazil(ブラジルに住む)
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talk with my friend(友達と話す)
例:go to school / look at me / listen to music
特に頻出はこの3つ:
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look at me(私を見て)
-
listen to music(音楽を聴く)
-
wait for you(あなたを待つ)
※日本語だと「〜を」ですが、英語では前置詞が必要になります。
間違いやすい例(×enter to~ など)
よくある混乱例:
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× enter to the room
-
○ enter the room(enterは他動詞)
enterは他動詞なので、目的語を直接取ります。
要注意!他動詞にも自動詞にもなる動詞(最難関)
実は英語では、同じ動詞が 他動詞にも自動詞にもなることがあります。
同じ動詞でも目的語があるかで変わる
例:
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I opened the door.(他動詞:ドアを開けた)
-
The door opened.(自動詞:ドアが開いた)
open / move / stop / start など
このタイプは超頻出です。
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stop
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I stopped the car.(車を止めた)
-
The car stopped.(車が止まった)
-
-
move
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I moved the desk.(机を動かした)
-
The desk moved.(机が動いた)
-
典型例:run / fly / change
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He runs.(走る=自動詞)
-
He runs a shop.(店を経営する=他動詞)
同じrunでも意味や目的語で変わります。
見分け方のコツ3ステップ(保存版)
①動詞の後ろに「何を?」が言えるか
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like → 何を?music(OK)→他動詞
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go → 何を?(言えない)→自動詞
②名詞が直後に来たら目的語かチェック
動詞のすぐ後ろが名詞なら、
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目的語(O)か?
-
それとも前置詞が必要か?
をチェックします。
③前置詞があれば自動詞の可能性大
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go to school(自動詞)
-
listen to music(自動詞)
ただし例外もあるので、最後は辞書で vt/vi を確認するのが確実です。
vt / verb transitive 他動詞
vi/ / verb intransitive 自動詞
よくある質問(FAQ)
他動詞と自動詞は全部覚えるべき?
全部丸暗記は不要です。
まずは頻出動詞から「目的語がいる/いらない」を体で覚えればOKです。
辞書の「vt / vi」って何?
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vt = transitive verb(他動詞)
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vi = intransitive verb(自動詞)
辞書のこの表記はかなり役に立ちます。
前置詞はどうやって覚える?
おすすめは丸暗記よりも「かたまり」で覚えることです。
例:
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listen to
-
look at
-
wait for
-
arrive at/in
まとめ
他動詞と自動詞の違いは、英語の文の形を理解する土台です。
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✅ 目的語が必要 → 他動詞
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✅ 目的語がいらない → 自動詞
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✅ 自動詞で対象を置くなら 前置詞が必要
-
✅ 同じ動詞が両方になることもある
ここを押さえると、英文が「語順」で読めるようになります。
英文法はこちらの記事も参考にしてみてください↓
◆英語疑問文の作り方(be動詞・一般動詞の場合)文法基礎【中学校一年生】
◆英語【関係代名詞】whichの例文と省略できる場合のまとめ『文法基礎』中学校
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