旅先で出会った息をのむような絶景。
地平線までみえる広大な風景。
空から降り注ぐ流れ星。
時間を止めたくなるような美しい景色を目にした時は、
心があらわれるような
「生きてて良かった!」と思える瞬間ですね。
そんな素晴らしい景色をみたときに言いたくなる
言葉たちを今日は勉強したいと思います。
それではさっそく始めましょう!
Contents
景色・絶景のいろいろな単語
そもそも『 景色(けしき)』という単語にはいくつかあります。
私がすぐに思いつくものは、
『view』とか『landscape』、
『scene』、『scenery』『sight』ですね。
それから『vista』なんてのも車の名前でありましたね。
絶景(ぜっけい)は『wonderful view/sight』や、『 magnificent view/sight』といいます。
ひとつずつみていきましょう。
景色『 view 』と感嘆文の表現
『 景色 』と聞いて、一番先に浮かぶ単語がこれですね。
見晴らしのきく場所の眺めは 『view』を使います。
viewには
『 見晴らし、眺め、風景、景色 』という意味があります。
英英辞典で見てみると
view
what you can see from a particular place or position
especially beautiful countryside
a view from a particular place~オックスフォード現代英英辞典より~
特定の場所や位置からの眺めという意味があります。
a room with a view
見晴らしの良い部屋
このフレーズはホテルの予約をする時など、よく使われます。
この展望台は見晴らしがよい。
展望台からの眺めはまさに絶景です。
そして素晴らしい景色をみたときに使いたいのが、
「何て~な・・でしょう」「何て~なのでしょう」という
『感嘆文(かんたんぶん)』です。
作り方を以前にも勉強しましたが、
覚えていますか?
2つの方法がありました。
①whatを使う方法
②howを使う方法
でしたね。
感嘆文の語順ですが、whatの方は
What (+a[an] )+形容詞+名詞+主語+動詞!
という順番ですね。
後ろにある主語と動詞は省略することも出来ます。
ですので、
What a view!
なんて景色なの!
とか
なんて素晴らしい景色でしょう。
なんと美しい景色でしょう。
などと使えます。
howの方は、
という語順です。
なんて美しいのでしょう。
感嘆文の作り方はこちらも参考にしてください。
→英語で感嘆文の作り方
でも実際の所、目の前に驚くような素晴らしい景色が広がっていたら、
なんていい景色なの!
と自然に口から出てくると思います。
この文は、『This is 』という主語Sと動詞Vが省略されています。
うわぁ!これは素晴らしい!
素晴らしい!
って、シンプルな言葉の方がきっと出てきますね。
素晴らしいなどの【形容詞】中級~上級者向け問題16個
はこちらを参考にしてください。
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景色『 landscape 』
この単語に含まれる意味の中に、地形という意味があります。
まさに上の写真のような感じです。
ひと目で見渡せる陸地の景色や風景、そして地形という意味で使われます。
広大な面積をイメージさせます。
landscape
1.everything you can see when you look across a large area of land, especially
in the country
この単語を見るとTOEICの問題を思い出してしまうんですよね。
よく問題の中に登場していた単語でもあります。
また、『 cityscape 』といえば、ビルなどが並ぶ街、都市風景や景観をあらわします。
家やお店が並ぶ都市ほど大きくない町ならば、 『 townscape 』という単語がピッタリです。
景色『 scene 』と『 scenery 』
『 scene 』と『 scenery 』をこうやってふたつの単語を並べてみると、
「ん?なんか関係ある??」
と、なんとなくふたつにかかわりがあることに、予想がついたあなたは鋭いです!
sceneは数えられる名詞で可算名詞(かさんめいし)になります。
それぞれの思い出のシーンは写真に切り取ったように数えられるんですね。
通常では単数形でつかって、『眺め、光景、景色』という意味で使われます。
scene
a view that you see
それに対してsceneryはこんな感じです。
scenery
the natural features of an area , such as mountains, valleys,rivers and forests,
when you are thinking about them being attractive to look at
風景、景色、景観という意味で使われますが、この単語はscenesの集合体になっているので、
この単語の中にすでに複数の意味が含まれているんです。
sceneryは、不可算名詞(ふかさんめいし)といって数えられない名詞になるんです。
だから、sceneryを使う時は「a」はいりません。
そしてその景色を見る人が心を奪われているといいますか、
魅力的だな~、すてきだな~と眺めながら思っている感じなのが伝わります。
特に壮大なすばらしい眺めという意味でつかわれます。
ある地方全体の景色には『 scenery 』をつかいます。
関連性のある単語はセットにして覚えると脳に記憶されやすくなり、
忘れにくくなりますよ。
景色『 sight 』・『 sights 』
見た目の印象を述べる場合には『 sight 』という単語をつかいます。
sight
(目に入る)景色、光景、眺め
the area or distance with in which sb can see or sth can be seena thing that you see or can see
そして、
sightsと複数にすると、よくツアーガイドなどで紹介されている
名所
という意味になるんですね。
sights
the interesting places, especially in a town or city, that are often visited by tourists
旅行者がよく訪れるところ、興味深い場所、特に町や都市など
ここは国内有数の絶景です。
『 outlook 』・『 vista 』
その他にも
『outlook』見晴らし、眺望
という意味で、viewと同じ意味で使われます。
また、イタリア語の visto『見た:見たもの:眺め』を
語源とする『 vista 』にも
a beautiful view, for example, of the countryside, a city,etc.
(両側に木・建物などの並ぶ通りを通してみる)眺め、眺望という意味があります。
旅行に便利な景色を使った表現
景色に関係する表現です。
景色がいいのはどこですか?
眺めのいい部屋をお願いします。
”I'd like ~”は丁寧な依頼をする時に使える万能なフレーズです。
眺めが悪すぎます。
窓際の席をお願いできますか。
その景色は表現できないほど美しいです.
あなたはそこで美しい景色を見ましたか?
I take a picture of beautiful scenery.
私は特に風景写真を撮っています。
私はこれに匹敵するほど美しい景色を見たことはありません。
私は世界のいろいろな土地を訪れてみたいと思っています。
まとめ
『景色』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。
なんだか、旅行から帰ってきたような気分ですね。
素敵な場所を訪れたら、写真に撮ってぜひ他の人にも
見せてあげてください。
お土産話や思い出は会話に花が咲きますね。
→参考:英語で思い出をなんという?
今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。
Have a nice day!
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