突然ですが、あなたは『あくび』を英語で言えますか?
あんまり寝ていなかったり、退屈な話を聞いているときや
過度な緊張が続くとついつい出てきてしまうのが
『欠伸(あくび)』です。
となりで話をしている友達が突然『ふぁ~。』ってあくびをして、
それを見ていた自分もつい「ふぁ~。」とあくびが移ってしまう。
二人して涙目になる・・。
そんなこともよくありますね。
なんで『あくび』って移るのか不思議に思ったことはありませんか?
今日は『あくび』についての表現と発音について
勉強しながら、一緒にうつるメカニズムについても解説したいと思います。
それではさっそく始めましょう!
欠伸・あくびの発音と音の表現
あくびのことは英語で
yawn(ヨーン)
といいます。
発音はスピーカーのマークを押して聞いてみてくださいね。
→yawn
[発音記号:UK /jɔːn/ US /jɑːn/]
yawnという単語は、名詞としても動詞としても使われます。
名詞の時が『あくび、退屈させるもの』という意味になり、
動詞の時は自動詞の場合が『あくびをする』、
他動詞の場合が『あくびをしながら・・・と言う』という意味になります。
英英辞典でも意味を見てみましょう。
to open your mouth wide and breathe in deeply through it, usually because you are tired or bored
通常は疲れていたり退屈なときに、口を大きく開けて息を深く吸い込むこと
~オックスフォード英英辞典より~
日本語ではあくびを表す時に擬音(ぎおん)で
『ふぁ~~』とか『ふは~』とか言う言葉で表しますが、
英語では『yawn』をそのまま使って表します。
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あくびの表現・『なぜあくびが移るのか』
彼女はあくびをしました。
私は大あくびをしました。
give a yawnであくびをするという意味になります。
あくびを我慢するなら、
私はあくびをかみ殺しました。
とか『swallow(飲み込む)』という単語を使って
私はあくびをのみこみました。
と表すことができます。
ひと前だと特に止めるの大変ですよね。
あくびが止まりません。
私は会議中あくびばかりしていました。
あくびはうつります。
なぜあくびはそんなにうつるのでしょうか?
『catching(キャッチング)』は形容詞で病気やくせなどが
『感染する、移りやすい』という意味になります。
少しむずかしい単語ですが、『contagious(コンテイジアス)』
[発音記号:UK /kənˈteɪ.dʒəs/ US /kənˈteɪ.dʒəs/]という単語も
『伝染する、移りやすい』という形容詞です。
なぜあくびはそんなにうつるのでしょうか?
あくびがうつる理由
はるか昔1500年以上も前に、医学の父と称される
古代ギリシャのヒッポクラテスというお医者さんが
体によくないガスをあくびをすることで放出するのだと主張しました。
最近の研究者は脳の過熱状態をおさえるはたらきが
あると主張しています。
そして『あくびがうつること』は『感情移入』の表れと言われています。
親しい間柄になるほど移りやすいという研究結果がでています。
恋人や家族、友達、知人、知らない人の順番で移る確率が『高い→低い』になっていきます。
そして、人間だけでなく、動物の間でもうつるんだそうですよ。
Catching yawns is a sign of empathy.
あくびはうつることは感情移入の表れです。
『あくびしちゃだめ』動画でリスニング
あくびしてダメだよというおもしろい動画です。
最後まであくびをしないで見れるかリスニングしながら挑戦してみてくださいね。
『しゃっくり』についてはこちらの記事も参考にしてください。
まとめ
『あくび』について勉強してきましたが、
いかがでしたでしょうか。
この記事を読みながらあくびが出た人は、
きっと敏感な人なんですよ。
鼻から大きく息を吸うようにすると
あくびが止まるそうです。
今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。
Have a nice day!
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