英語【間接話法と直接話法】の時制と疑問文と『if（～かどうか）』のまとめ『文法基礎』中学校

 直接話法と間接話法

人が話ていた内容をそのまま伝える場合のことを「直接話法（ちょくせつわほう）」といいます。

例えばこのような場合です。

そして、人が話した言葉を間接的（かんせつてき）に伝える場合もあります。
その場合が、「間接話法（かんせつわほう）」といいます。
他の人が言っていた言葉を理解して、自分の言葉で第３者の人にその内容を伝えるときです。
例えばこんな場合があります。

ひとつ目の文では、動詞のsaid（いった）の目的語が　”I am busy.”
というように””でしめされています。
言っていたことをそのままあらわすので、比較的簡単ですね。

ふたつ目の文では、saidの目的語はthat～であらわされています。
that～の中の主語や動詞が直接話法の時とちがっていることに注意してください。

人が言った言葉をあらわす方法には２種類あります。

 書き換えのポイント

ここでは直接話法の文ををつかって、

関接話法へ書きかえる時のポイントをおさえましょう。

①” ”の中の主語が、I, we, you のときは、話している人に合わせて適当なものにおきかえます。
②” ”の中の動詞や助動詞は、「時制の一致」にしたがって過去形などに変える必要があります。

最初の文では”　”の中は私たちのweが使われています。

間接話法になるとweではなくtheyに変わっている点にも注意してください。

そして「時制の一致」でareがwereになっていますね。

上の文では”　”の中は私はの『 I 』になっていますが、間接話法では

youに変わっている点に注意しましょう。

時制の一致については、こちらも参考にしてくださいね。
→英語【接続詞】thatの時制の一致

 if～かどうかを使った疑問文の書き換え

ここからは疑問文を書き換える場合についてみていきましょう。

ひとつ目の文は直接話法の文ですが、”　”の中が疑問文になっています。

ふたつ目の文は、上の文を間接話法に書きかえたものです。

”　”の前の動詞をsaid (to)から askedに変えて、

"Are you～?"という疑問文が『 if I was～.』に変化しています。

ここで使われている『 if 』は「～かどうか」という意味です。

 疑問文の場合の書き換えポイント

どんどんいきますよ。

それでは、” ”の中が疑問文のときの書き換えのポイントをおさえましょう。

①ふつうの疑問文のときは 『 asked me if～』をつかう。
②疑問詞つきの疑問文のときは、『 asked me + 間接疑問 』の順番にする。

上の文を間接疑問文にするとこうなります。

上の文には疑問詞の『what』がつかわれています。

これを間接話法にかえるとこうかわります。

youがsheにかわり、そして時制の一致でwantedと過去形になっています。

その他の疑問詞を使った場合

ここで少しむずかしい文にトライしてみましょう。

『彼女は私にマンゴーとバナナのどちらが好きかとたずねました。』

これを間接疑問文にするとしたらどうなると思いますか？

「たずねた」だから、”asked”を使う。

こここまでは、わかりますか？

マンゴーはmango、

バナナはbananaですね。

どちらがをたずねるときには、疑問詞（ぎもんし）は『which』をつかいます。

そして疑問詞のwhichが真ん中にもってきて、時制をあわせます。

これができたら、中学校の文法はカンペキです！

まとめ

『直接話法と間接話法』について勉強してきましたが、

いかがでしたでしょうか。

非常によく使う文ですので、正しく使えるように

声に出してなんども文を読んでくださいね。

体で覚えると間違えたときに「あれ？何か変だぞ？」と

自分で気づくことができるようになります。

今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。

Have a nice day!