「ドアに足をぶつけた。」
「事故にあってケガをした。」
「階段から落ちて足にケガをした。」
どれも痛そうですね。
実は、『ケガ』も『痛い』も同じ単語で表現できるって知っていましたか?
今日は怪我について勉強したいと思います。
痛そ~なフレーズが続きますよ。
怪我のイメージ写真もあまりにいたそうで使えないものばかりでした(笑)
それではさっそく始めましょう!
怪我(ケガ)と『hurt』
怪我の表現につかう単語には
hurt, injury(インジュリー)
があります。
I got many injuries.
私はたくさんの怪我をしました。
injuryは名詞で、
『傷害、負傷、傷つけること』
という意味があります。
刃物や武器などによる怪我は、別の単語があります。
日本人が苦手な『 w(ダブリュー)』の発音があってちょっと難しいんですが
『 wound (ウーンドゥ)』
という単語を使います。
口をちょっと大げさにとんがらせて、ウの形を作ると
発音がしやすくなります。
発音→wound
発音記号は[UK /wuːnd/ US /wuːnd/]です。
『怪我をする』のいろいろな表現を見ていきましょう。
get hurt, be hurt ,
その子は怪我をしました。
彼女は事故でケガをしました。
彼女はあなたの心ない言葉に傷ついた。
get injured, be injured,
I got injured during the game.
私は試合中に怪我をしました。
I was injured while I was skiing.
私はスキーをしていて怪我をした。
武器などで
get wounded , be wounded
He was wounded on the battlefield.
彼は戦場で負傷しました。
過失で怪我した場合、
hurt oneself, injure oneself
I injured my leg.
私は私の足を怪我しました。
『怪我を負わせる』(他動詞として使う場合です。)
hurt+O目的語 で『Oに』という意味になります。
injure+O目的語, wound+O目的語 も同じ形です。
例:
You hurt her feelings.
あなたは彼女を傷つけた。
hurtという単語は
体の部分を主語にして、その後ろに動詞としてhurtをもってくると
「どこどこが痛い!」という表現になります。
『頭が痛い!』というなら
で表せます。
この主語は、”私やあなた以外の人やもの”が主語になっている場合なので、
三人称単数のS(エス)がつきます。忘れないでくださいね。
My leg hurts.
足が痛い。
自動詞は後ろに何も来なくても、主語と動詞で文が成立するんでした。
痛みの表現についてはこちらも参考にしてください。
hurtを動詞として使う場合は、動詞の活用の変化が
hurt-hurt-hurt
と全部同じなので、現在形なのか、過去形なのか、過去分詞なのか、
注意する必要があります。
それに加えて、hurtを動詞として使う場合、
自動詞としても他動詞としてもはたらきがあるので、
そこがややこしくなる原因なんです。
他動詞は後ろに目的語がないと文が成立しないんでしたね。(SVO文型)
これは自動詞かな?他動詞かな?と考えて文を読むようにしましょう。
また、『hurt』が名詞で使われる場合は、
怪我の意味ではなく『心の傷』という意味になりますよ。
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その他の表現・骨折・ねんざなど
その他の表現を見ていきましょう。
I broke a leg.
足の骨を折りました。
I got a broken leg.
足の骨を折りました。
I sprained my ankle.
足首をねん挫しました。
I fell down and broken my leg.
転んで足を骨折しました。
I broke my arm in a car accident.
自動車事故で腕を折ってしまいました。
I was involved in a traffic accident a week ago and got a broken arm.
1週間前、交通事故に巻き込まれて、腕を骨折しました。
I got whiplash from a car accident.
自動車事故でムチウチ症になりました。
I tripped on the stairs and injured my leg.
階段で転んで足を怪我しました。
I burnt my hand when I was cooking.
料理をしていたら手を火傷(やけど)しました。
まとめ
『怪我(ケガ)』について勉強してきましたが、
いかがでしたでしょうか。管理人Balalaikaは
階段から落ちて足をケガしたときのことを思いだしました。
痛い思いはしたくありませんね。
今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。
Have a nice day!
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