英語を話したり、書いたりするときに一つの短い文では
表現できることに限界(げんかい)を感じるときがありませんか?
もっと長く表現できるために使える必殺わざ?!が、
今日勉強する『 接続詞 (せつぞくし)』なんです。
2つの語をつなげたり、2つの句(語のまとまり)や
2つの文をつなげることができるんですよ。
それではさっそく始めましょう!
接続詞とは
『接続詞(せつぞくし)』とは語と語、句と句、文と文をむすびつけるはたらきをする語のことです。
接続詞には等位接続詞(とういせつぞくし)と従位接続詞(じゅういせつぞくし)があります。
等位接続詞には、and や but、or などがあります。
従位接続詞にはthatや if を使ったものなどがあります。
今日は等位接続詞を勉強します。
こちらも参考にして下さい。
接続詞『 and 』使い方
次のふたつの文をくらべてみましょう。
私は本を買いました。
私は本とノートを買いました。
ひとつ目の文では、動詞のbought(買った)の目的語はa book(本)だけですが、
ふたつ目の文ではa book and notebook(本とノート)となっています。
andは「~と・・」というように、前後の語句を結びつけるはたらきをしています。
語と語、句と句、文と文をむすぶはたらきをするものを、『接続詞(せつぞくし)』
といいます。接続詞andは、「~と・・」「~そして・・」のように語と語、句と句、文
と文をむすびます。
デイビットとジェーンは親友です。
主語が二人になっているのでbe動詞はareになっています。
They were cold and hungry.
彼らは寒くておなかがすいていました。
形容詞と形容詞がandでむすばれています。
彼はマンゴージュースを飲み、そして私はコーヒーを飲みました。
私たちはは京都と大阪と広島を訪れました。
○3つ以上の語や句をむすぶときは、ふつうつなげる語句をコンマ(,)で区切り、
最後の語句の前にandをおきます。
ただし、andの前にはコンマをつけなくてもかまいません。
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接続詞『 or 』使い方
接続詞orは、「~か・・」「~あるいは・・」のように語と語、句と句、
文と文をむすびます。疑問文でもよくつかわれます。
私たちはその映画を3回か4回見ました。
彼はイギリス人ですか、それともドイツ人ですか。
He is German.
彼はドイツ人です。
〈A or B〉の形が主語になるときは、動詞はBに合わせます。
あなたか私かどちらかがまちがっています。
bothとeitherをつかった熟語の例文
次のふたつの文をくらべてみましょう。
彼は日本語と英語を話せます。
彼は日本語と英語の両方とも話せます。
ひとつ目の文では、JapaneseとEnglishがand(~と・・)でむすばれているだけですが、
ふたつ目の文では、Japaneseの前にbothがあります。both~ and・・の形になると「~と
・・の両方とも」というように、”両方とも”という点が強調されます。
andとorをつかったよく使われる2つの熟語です。
either A or B: AかBのどちらか
彼はピアノとギターの両方ともひけます。
あなたも私も両方まちがっています。
Both A and Bは複数扱いになります。そのためbe動詞は『 are 』になっています。
私たちはロサンゼルスかラスベガスに行きたいです。
あなたか私のどちらかがまちがっています。
否定文で使うと次のような異なる意味になります。
意味の違いに注意しましょう。
either A or B の否定文:AもBもどちらも・・ない
私は数学も理科もどちらも好きというわけではない。
私は地理も化学もどちらも好きではない。
私は地理も化学もどちらも好きではない。
まとめ
『接続詞』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。
むずかしかったですか?それともカンタンでしたか?
今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。
Have a nice day!
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