海外で生活する時には、
行く前に働く人も勉強する人も
『 visa(ビザ)』の申請書などを書くことがありますね。
申請書のことを『 application form (アプリケ―ション フォーム)』といいます。
そして申請する人、申請者のことを『applicant(アプリキャント)』といいますね。
そういう書類に記入する時に、
ときどき記入に困るような項目があるんですよね。
「ミドルネームは?」とか。
「子供は何人いますか?」とか。
該当することがない場合はどうすればいいのでしょう?
そんな時に覚えておきたいのが
『該当なし』とか『特になし』という書き方や言い方です。
今日は会話の中での『特にない』という表現と、
書類上の『特になし』という記入方法について勉強したいと思います。
それではさっそく始めましょう!
いろいろな『 特に 』
『特に』ときいて最初に思いついたのが
『 especially(同種類のものの中で特に、特別に)』です。
同じ種類のものがあって、その中でも『特にこれ!』という時に使えます。
ほかにも『 specially(特別に、特に、わざわざ)』、
これなんかは、誰かのために特別にプレゼントを用意したときに使えますね。
ほかにも『 particularly(特定の、特にこの)』などがあります。
例:
Where is your favorite place?
あなたののお気に入りの場所はどこですか?
I love Greece , especially Santorini island.
私はギリシャが好きで、特にサントリー島が大好きです。
ビジネス文書でもよく使われるものに
『(他のものとくらべて)とりわけ』という意味のparticularをつかい、
『 in particular (イン パーティキュラー)』で『 特に 』という意味になります。
この場合の使い方の注意点は2つあります。
ひとつめはその位置です。
通常文頭に使えるものは上の中では『in particular』だけなんです。
ふたつ目の注意点としては使う時にはカンマで区切ります。
これは文の全体を修飾するはたらきがある副詞句とよばれるものです。
それ以外は主に文中で動詞を修飾する副詞として使用することがほとんどです。
副詞句についてはこちらも参考にしてください。
スポンサーリンク
会話での『特にない』
会話で使える『特にない』の表現には
『Not in particular(ノット イン パティキュラー)』
『Nothing much(ナッシング マッチ)』などがあります。
イメージとしては、某女優さんが『別に』といって
世間で大バッシングされたことがありましたが、
実際に使ってみるとそんなちょっと冷たい感じがします。
例えば先生と生徒の会話を例にしてみましょう。
英語の先生:「What is your favorite food?」あなたの好きな食べ物はなんですか?
Daisuke:「Not in particular.」特にないです。
Mao:「I love sushi, especially shrimp!」お寿司が好きで、特にエビが大好きです!
「特にない」というよりも、話しにのってきて会話がはずむ方が
断然楽しくなりますね。
英会話教室や英語の授業中に
先生に質問された時の返事として『 特にありません。』
と言いたいときもありますよね。
そんなとき、とっさに思いつかないと、その場が「シーン・・」となってしまったり
先生を無視しているかのようになってしまいます。
そこで使えるのが
『None so far.(特にないです。今のとこる何もありません。)ノン ソォファー』
というフレーズです。
覚えて使ってみてくださいね。
書類の『特になし』
会話でつかう表現の、
「not in particular」と「nothing much」ですが、
これらはカジュアルな英語になります。
公的書類やビジネスでの書類などにつかうことはできません。
書類で「特になし」と書くときは、
を使います。
申請書類などで子供がいないのに「子供が何人いますか?」とあり0人なら
none =nothing 数が何もないの意味
と書くことができます。
まとめ
『特に』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。
Have a nice day!
スポンサーリンク