日本には年間を通じて10以上、多いときには30以上の台風がやってきます。
そして激しい台風が原因で受けた被害からの復興が今も続いています。
温暖化によって、最近は異常気象や災害が増えていると
感じている人も多いのではないでしょうか。
自然の驚異は時に世界中ですさまじい光景を
生み出すことがあるんです。
ところで年に何度もやってくる『台風』についてあなたはどんなことを知っていますか?
また『台風』を英語で何というのでしょう。
今日は『台風』に関連する単語をまじえて英語で勉強したいと思います。
それではさっそく始めましょう!
Contents
天気(てんき)
台風の情報を知るには『天気予報』で最新の情報をニュースで確認する必要があります。
『 天気 (てんき)』のことは英語で『 weather 』と言います。
『 天気予報 』のことを『 weather report 』『 weather forecast 』 と言います。
発音を確認しましょう。
→発音: weather [発音記号:UK /ˈweð.ər/ US /ˈweð.ɚ/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
台風(たいふう)
台風について勉強する前に、台風について少し理解を深めておきましょう。
日本にやってくる『 台風(たいふう) 』のことを英語で『 typhoon 』と言います。
→発音:typhoon [発音記号:UK /taɪˈfuːn/ US /taɪˈfuːn/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
a violent wind that has a circular movement, found in the West Pacific Ocean:
日本の位置する太平洋側で発生するのが『 typhoon 』で
米国などの東海岸で発生するものが『 hurricane 』と呼ばれます。
海外のニュースを通じて『 ハリケーン 』という言葉を聞いたことがあると思います。
→発音:hurricane [発音記号:UK /ˈhʌr.ɪ.kən/ /ˈhʌr.ɪ.keɪn/ US /ˈhɝː.ɪ.keɪn/ /ˈhɝː.ɪ.kən/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
ハリケーンの非常に激しい風雨が原因で、多くの家屋が壊されたり、
すさまじい被害が米国のフロリダでも記録されています。
そして、もう一つは南太平洋・インド洋で発生する台風は『 cyclone 』と呼ばれます。
→発音:cyclone [発音記号:UK /ˈsaɪ.kləʊn/ US /ˈsaɪ.kloʊn/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
このように発生する地域で呼び名が変わるということを
覚えておいてくださいね。
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台風の大きさの違い
それでは次に、台風の強さや大きさについてみていきましょう。
台風の強さは風速が基準となります。
そのスピードを天気予報ではカタカナで『ノット』で表しています。
英語では『 knot 』とかきます。
→発音:knot [発音記号:UK /nɒt/ US /nɑːt/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
最大風速が33m/s(64ノット)以上で44m/s(85ノット)未満の場合は、
『 強い 』になります。
最大風速が44m/s(85ノット)以上で54m/s(105ノット)未満の場合は、
『 非常に強い 』になります。
さらにその上の大きな台風も最近は増えています。
最大風速が54m/s(105ノット)以上では、
『 猛烈(もうれつ)な 』に階級がわけられます。
台風の大きさについては『大型』と『超大型』というふたつに
主に分けることができます。
その場合は風速と半径を基準に定められるのですが、
風速15m/s以上で半径が500㎞以上で800㎞未満のものは
『 大型(大きい) 』という階級になります。
風速15m/s以上で半径が800㎞以上のものは
その上の『超大型(非常に大きい)』になります。
【参考サイト】
●台風について◇気象庁
●台風とは◇気象庁
避難(ひなん)する
天気予報やニュースで甚大な被害を防ぐために
避難勧告や避難命令が出される場合があります。
危険などを避けて『 避難する 』ことを英語では『 evacuate 』という動詞を使います。
→発音:evacuate [発音記号:UK /ɪˈvæk.ju.eɪt/ US /ɪˈvæk.ju.eɪt/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
その他には、避難勧告のことを『 evacuation advisory 』といい、
避難命令のことを『 evacuation order 』と言います。
集中豪雨(しゅうちゅうごうう)
最近とても増えている『 集中豪雨 』のことを英語で『 torrential rain 』と言います。
→発音:torrential [発音記号:UK /təˈren.ʃəl/ US /tɔːˈren.ʃəl/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
停電(ていでん)
台風の被害の中には、【停電】や【浸水】がありますね。
電灯が消えることを英語で『 blackout 』と言います。
→発音:blackout [発音記号:UK /ˈblæk.aʊt/ US /ˈblæk.aʊt/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
落雷で停電しました。
河川の氾濫など『 洪水(こうずい)』のことを英語で『 flood 』と言います。
→発音:flood [発音記号:UK /flʌd/ US /flʌd/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
1万人の人々が次に来る洪水に備えて自宅から避難しました。
床下、床上までと言い表すときはbelow(~の下に)、above(~の上に)という単語を使います。
床下浸水しました。
暴風雨(ぼうふうう)
『あらし』や『 暴風雨 』のことを英語で『 storm 』と言います。
→発音:storm [発音記号:UK /stɔːm/ US /stɔːrm/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
【嵐のきそうな】状態や【暴風(雨)の】状態を形容詞で『 stormy 』と言います。
こちらの動画はそんな状況下で飛行機が着陸するところを撮影した動画です。
パイロットさんたちの素晴らしい判断力や操縦テクニックを垣間みる動画ですが、
恐いくらい揺れるシーンがあるので視聴するときは、
小さなお子さんは大人の人と一緒に観てくださいね。
竜巻(たつまき)
最近では、突然『 竜巻 』が発生することがあります。
『 竜巻(たつまき)』のことを英語で『 tornado 』と言います。
→発音:tornado [発音記号:UK /tɔːˈneɪ.dəʊ/ US /tɔːrˈneɪ.doʊ/ ]
英英辞典で意味を見てみましょう。
その他の台風フレーズ
台風はいまどこにいるのかな?
台風の被害はありませんでしたか?
現在大きな台風が日本に向かっています。
強力なハリケーンによって海岸沿いの1,000人が死亡しました。
その他の天気のフレーズはこちらの記事も参考にしてください。
⇒英語で天気を何という?聞き方の表現から雪と台風まで
まとめ
『台風』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。
日本は台風が多い国なので、非常時に十分備えることが大切です。
窓にはガムテープを米の字にはるとか、
停電に備えて、携帯を充電しておいたり、予備のバッテリーを用意しておくとか、
古い携帯電話も一緒に充電しておけば緊急時の懐中電灯代わりに使うこともできます。
自然の驚異や異常気象は人間の想像をはるかに超える破壊力がありますから、
今日覚えたフレーズを使って家族や友人など、みんなと一緒に
何を準備しておくことができるか話し合ってみてくださいね。
Have a nice day!
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