英語で【怖い】をなんという？恐れや怖がる感情を表す受け身と能動態の例文厳選17

 感情や心理状態を表す『受け身』

今日の勉強の最初におさえておきたいことがあります。

がんばって、ついてきてくださいね。

人間の感情 や心理状態を表す時は、

英語では受け身の表現を使うことがよくあります。

前に勉強したのを覚えていますか？

まだの人はこちらも参考にしてください。

→参考：英語で【受け身（受動態）】とは？

受け身の形は　『 be動詞+過去分詞 』で『～される』という意味でしたね。

でも、なぜ感情を表す時には受け身を使うことが多いんでしょう？

ちょっと考えてみてほしいんですが、

自分からすすんで『怖い！』と感じることってないですよね。

ホラー映画が好きな人も、怖い映画をみてそれによって

『怖い』という感情を感じさせられるはずです。

なにかしらのもとになることや、ものがあって、

それによって怖いという感情が作られるとういうか

感じさせられるということで、受け身なんです。

そして感情を表現するときは、

の形の熟語が用いられることがよくあります。

使われる前置詞はその時々で代わります。

訳し方は、『～される』という意味にこだわらす、

文全体を見て、自然な意味になるように訳しましょう。
そしてもう一つあります。

他動詞の単語1語で『 怖い 』の感情を表現できるものもあります。

そこで、注意したいのが、感情を表す表現の中で使われている単語の品詞が何なのか、

をいつも考えるようにしましょう。

自動詞なのか他動詞なのかも注意してチェックしてみて下さい。

それでは、怖いを表す単語の数々をみていきましょう。

 他動詞『 fear 』怖がる

■fear

動詞の『 fear  』の意味をみてみましょう。

to be frightened of sb/sth or frightened of doing sth

to feel that sth bad might have happened or might happen
in the future

fear used to tell sb that you think that sth bad has happened or is true

～オックスフォード現代英英辞典より～

誰かのことを怖いと持ったり、何かすることを怖いと感じることです。

将来何か悪いことが起こるんじゃないかなと不安を感じたり、

あるいは悪いことが実際におきたことを怖いと思うことです。

fear の後ろには、名詞の目的語や不定詞の to do、動名詞のdoingの形がきます。

上の文は、SVOです。ここでつかわれているfearは他動詞なので目的語がないと文が完全なものになりません。

そこで後ろに目的語となる”名詞のはたらきをする” to不定詞がきて、to~が動詞fearの目的語になっています。

つまりこれは普通の文なんです。

不定詞についてはこちらも参考にしてください。

→英語【不定詞】とは

この上の文では名詞の『　fear（恐怖）』が使われています。

the bad feeling that you have when you are in danger,
when sth bad might happen, or when a particular thing
frightens you

危険を感じたとき、悪いことが起こりそうなとき、特定のものに感じ不安や恐怖、

■fearful

こちらの単語は形容詞です。

■fearfulness

これは名詞で
恐ろしさ、すさまじさ、恐れること、臆病；恐怖心という意味になります。

 形容詞『afraid』・熟語『be afraid of』

怖いという意味では、『 afraid 』という形容詞の単語がよく使われます。

英英辞典で意味を見てみましょう。

■afraid

feeling fear ：frightened because you think that
you might be hurt or suffer

worried about what might happen

for sb/sth worried or frightened
that sth unpleasant, dangerous, etc.
will happen to a particular person or thing

～オックスフォード現代英英辞典より～

人が怖いと感じる時に使われる表現の『 be afraid of　』　は、この3語で

fear（恐れている）という他動詞の意味を表しています。

この熟語の後ろには ofの後ろには名詞または名詞のはたらきをする of doing などの形がきます。

『苦手（にがて）』については、こちらも参考にして下さい。
→英語で【苦手】をなんという？自己紹介で使える表現まとめ

 形容詞『 scary 』・動詞『 scare 』

形容詞のscaryをみてみましょう。
■scary

動詞のscareをみてみましょう。

■scare

動詞としても名詞としても使えるこの単語。

自動詞としても他動詞としても使うことができます。

他動詞の場合は、『＜人・ことが＞＜人・動物＞を怯えさせる、

怖がらせる、びっくりさせる』という意味になります。

次の文は感情を表すので受け身の文です。

 他動詞『frighten』

■frighten

この単語は他動詞で、
『＜人・物・ことが＞＜人＞を（突然、一時的に）ぎょっとさせる、ぞっとさせる』

という意味になります。

～ sb to do sth to make sb suddenly feel afraid

■frightened

この単語は形容詞です。

『・・におびえた、ぎょっとした、・・をこわがった』

という意味です。

怖いと感じさせるもとになるものを修飾するする時には

他動詞をもとにつくられた『ing』の形のついた形容詞の単語を使います。

このingには『（人を）～させるような、～するような』という意味があります。

■frightening

この単語は、『ぎょっとさせる、ぞっとさせる』という意味です。

ぞっとさせる先生・・どれだけ怖い先生なんでしょうね。

これらのフレーズはfrighteningを『scary』に置きかえることもできます。

 『horrify』『terrified』

その他の単語もみてみましょう。

■horrify
to make sb feel extremely shocked,disgusted or frightened

他動詞で、
人をぞっとさせる、怖がらせる；人にショックを与える；人に嫌悪感を与える

horrifiedは形容詞になります。

■ terrified

『 ものすごく怖い 、・・にぞっとする』という意味になります。

英英辞書で見てみるとveryが含まれます。

very　frightened

 例文とその他の表現

まとめ

『怖い』について勉強してきましたが、いかがでしたでしょうか。

管理人Balalaikaは、変わることを恐れて

何もしないことが怖いと感じます。

Don't be afraid of changing.

今日覚えたフレーズを是非使ってみてくださいね。

Have a nice day!